佐藤健が料理人を目指す破天荒な青年を演じる!人間としての成長にも注目のドラマ「天皇の料理番」

■猪突猛進、飽き性ですぐにキレる篤蔵を佐藤が生き生きと演じる

何かにハマると実行に移さずにはいられない篤蔵は、出家したいと実家を出ていったもののお寺にあったお酒を飲んで失態を犯し、破門され、全く反省していない態度に父親(杉本哲太)は激怒。近所の子供たちにも「アホが伝染る」と言われている。弁護士を目指している兄と違って出来の悪い次男をなんとかしようと海産物問屋、松前屋に無理やり婿養子に出すが、父の考えは甘かった。取引先で、東京で西洋料理のコックをしていた男(伊藤英明)に出会った篤蔵は初めて"カツレツ"を食べさせてもらい、その美味しさに仰天。婿養子なのに仕事をサボって料理を教えてもらうようになり、そのことがバレると逆ギレ。挙句の果てに嫁を置いて、料理人になるため汽車で1人上京してしまうのだ。東京で勉強している兄を頼って仕事先も紹介してもらう篤蔵だったが、早く一人前のコックになりたいあまり、目をかけてくれた華族会館の料理長(小林薫)の大事なレシピノートを盗むなど、東京でも自分勝手が暴走。本当に"天皇の料理番"になるのか? と思わせる男を佐藤が坊主頭で熱演。喜怒哀楽爆発の振り切れた演技が最高だ。

■時代の先駆者はみんなを悩ませ、愛される人物だった?

レシピノートを盗むのみならず、恩人の料理長を結果的に裏切ってしまった篤蔵は職を失い、庶民的な洋食料理屋で働くことになる。地元に置き去りにしたのに自分の夢を応援し続けてくれた妻、「大日本帝国一のコックになるんです!」と宣言したものの、何度も壁にぶつかり、そのたびに真剣に相談に乗ってくれた兄、「料理は真心だ」と教えてくれた料理長。初めて飽きなかったものに出会った篤蔵はコックになる目標を持ってからは、先輩たちの行動や会話を見落とさず、聞き逃さず、どんどん技術を習得していく。最初は自分だけの夢だったのが、1日も早く妻を養える一人前の料理人になりたいと思うようになるあまり、迷走する時期もあったが。しかし、この篤蔵の激アツな生き方は多くの人にうらやましがられ、愛される。わがままに生きてきた分だけ別れや傷つくことも経験し、家族の支えと仲間の応援によって日本人としては当時、異例だったパリの一流ホテルで修行を積むことになる篤蔵。時代の先駆者はぶっ飛んだ人物だった。だからこそ、成し遂げられたことがあったのかもしれないと佐藤演じる篤蔵が教えてくれる。

文=山本弘子

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放送情報

天皇の料理番
放送日時:2022年10月2日(日)スタート 毎週(日)23:00~ほか #2以降は2話ずつ放送
チャンネル:時代劇専門チャンネル
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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