永野芽郁、映画「地獄の花園」で魅せたカオスな状況で活きるコメディエンヌっぷり

2021年に放送されたドラマ「ハコヅメ～たたかう！交番女子～」の戸田恵梨香との凸凹コンビが好評だった永野芽郁。戸田との再共演となる映画「母性」(2022年11月公開予定)では、戸田と親子を演じている。

そんな彼女が「こんな永野芽郁見たことない」と思わせる程の振り切れたコメディエンヌっぷりを発揮しているのが、主演映画「地獄の花園」だ。バカリズムが脚本を手掛け、Perfumeやサカナクション、星野源らのミュージックビデオなども担当した関和亮がメガホンをとった本作で永野が演じているのは、ほんわかしたムードを漂わせている平凡なOL・田中直子。しかし、直子が勤めている会社はヤンキー女子たちの派閥争いが絶えない、「喧嘩上等」の物騒な環境だった...。

広瀬アリスがカリスマヤンキーOLを演じ、菜々緒、川栄李奈、森三中・大島美幸の「触るな危険」なヴィジュアルも話題となり、遠藤憲一や小池栄子も出演した本作。会社で女子トークをしたり、デパートに買い物に行ったり、彼氏を作ったり...そんなOLライフを満喫したかったはずが、いつのまにか巻き込まれていく直子の運命はいかに？ドラマ「架空OL日記」も人気だったバカリズムワールドの中で、永野があの天然キャラをぶっ壊す演技を見せる。

■タイマン、乱闘が起きても通常運転の直子はタダモノじゃない？

直子が勤めている会社「三冨士」には三大勢力が存在する。営業部を牛耳る「狂犬紫織」こと佐竹(川栄)派、入社初日から先輩たちを血祭りにした「悪魔の朱里」こと開発部の安藤(菜々緒)派、そして「大怪獣悦子」と恐れられる神田(大島)派だ。

社内では「チビ！」「タコ！」とトップ同士の睨み合いや喧嘩が勃発しているが、堅気OLは絡まれないため、直子は同僚たちと穏やかな日常を送っていた。そこに中途採用で入社してきたのが、スカジャンがトレードマークで喧嘩がめっぽう強いカリスマヤンキーOLの北条(広瀬)だった。

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