小宮璃央と井上想良が「互いにキュンとしたところ」を告白

――撮影期間中に互いに"キュン"としたところを教えてください。

小宮「初めて会った時から撮影が終わるまでの間の"頼れる背中"っていうか、何でも受け止めてくれるようなところは本当にカッコいいなと思いました。自分がすごく子供で想良ちゃんにかまってもらってばかりだったんですけど、お仕事の時にはしっかりメリハリをつけてお芝居についてもアドバイスをくれたりして、そんな大人な部分に"キュン"としました」

井上「嬉しい！そこまで意識してないけど、弟が2人いるので無意識に出ちゃってたのかな(笑)。僕もフレンドリーに接してきてくれた方がコミュニケーションは取りやすいので助かっていました。

(小宮に"キュン"としたところは)ドラマでは浩一が『みっちゃん、みっちゃん』って言っていましたが、本番以外でも『想良ちゃん、想良ちゃん』って、いい意味で小学生のような笑顔で接してくれたところです。僕は結構重たい役柄で大変なところもあったので、あの笑顔に救われたなと思っています」

小宮「特に考えもなく普通に生きてただけなんですけどね(笑)。でも、確かにみっちゃんは思い詰めるシーンが数多くあったので、考えていたわけではないけど自然とそういうことができていたのであれば良かったです。僕自身は仲良くなるまでに時間がかかるタイプなのですが、コミュニケーションを取るうちに短期間で仲良くなれて自然と心を開けたのは想良ちゃんだったからだと思います」

――撮影中の裏話を教えてください。

小宮「他のキャストもみんな個性的で、撮影中は和気あいあいとした感じで、ずっと笑っていました。クラスメイトがアドリブで話しているシーンがあるんですけど、面白過ぎて笑いが止まらなくなっちゃって！ぜひ、どのシーンか探してみてください(笑)」

井上「撮影で結構ハードなスケジュールが続いていても、璃央が全然疲れを見せないんですよ。僕も割と体力には自信がある方なのですが、やっぱり疲れが出てしまうこともあって...。でも璃央は、そんな時でも常に笑顔で元気でいて周りに元気を与えていて、 (スーパー戦隊出身のため)『さすがスーパーヒーローだな』って思いました」

――最後にファンの方々にメッセージをお願いします！

小宮「この作品を通して自分自身の可能性を広げていけたらという思いで一生懸命演じました。原作に対してリスペクトを持って作り上げた作品ですので、原作を知らない方も原作ファンの方も、浩一とみっちゃんの2人の物語を最後まで見届けていただけたらと思います」

井上「悲しくて辛いと感じる部分もあるストーリーなのですが、その中にも浩一と満だからこそ分かり合えた部分があって、そういう温かい部分を2人の関係性から見出していただけたら嬉しいです。そして、2人の恋のかたちを見守っていただけたら！」

文＝原田健　撮影＝中川容邦

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