格闘家の頂点に立つ男フロイド・メイウェザー!いよいよRIZINのリングに降臨

写真左からフロイド・メイウェザー、那須川天心
写真左からフロイド・メイウェザー、那須川天心

かつての日本での格闘技熱を復活させるべく、2015年の年末に産声を上げたビッグイベント「RIZIN」。今年も「RIZIN.14」として、4年連続で大晦日大会を開催するが、今回は誰もが予想しなかった驚天動地のドリームマッチが実現する。世界にその名を轟かす超大物プロボクサー、フロイド・メイウェザーが初参戦を果たし、日本格闘技界のホープである那須川天心と対峙するのだ。

メイフェザーの輝かしい経歴を紐解くと、1996年のプロデビュー以降、98年にWBCスーパーフェザー級の王座を獲得したのを皮切りに、ライト、スーパーライト、ウエルター、スーパーウエルター級と5階級を制覇。過去にオスカー・デラホーヤやマニー・パッキャオが6階級制覇を成し遂げているが、メイウェザーはこの両者に直接対決で勝利を収めている。

その後、メイウェザーは2015年9月にプロ49戦無敗という前人未到の記録を残して引退。しかし、2017年8月に復帰を果たし、世界最大の総合格闘技イベント「UFC」の王者だったコナー・マクレガーとボクシングルールで対戦。10ラウンドTKO勝利を飾り、健在ぶりを見せつけた。ちなみにメイウェザーは「Forbes」誌が発表する「世界で最も稼ぐスポーツ選手」のランキングでは4度にわたって年間1位の座に君臨。2015年のパッキャオ戦では推定2億2,000万ドル以上を手にしたと言われており、文字どおりケタ違いのファイターなのだ。

そんなボクシング界の"生ける伝説"の「RIZIN」電撃参戦が発表されたのは、今年の11月5日。都内で行なわれた会見で、那須川が「自分の人生の中で最大の出来事でびっくりしている。世界中が成し遂げられなかったことを自分が証明してみせる」と鼻息荒く意気込むと、メイウェザーは「那須川は強くて早く、さらにプロで無敗だ。だが、経験では私に分がある」と貫禄を漂わせた。

この発表からわずか3日後、メイウェザーが自身のSNSで那須川戦の中止を匂わす投稿をして世界中を騒がせる一幕があったものの、「RIZIN」サイドはメイウェザー側と再度交渉を持って事態収拾を図り、11月17日には大晦日に予定どおり行なわれることを報告。

そして12月7日(現地時間6日)、アメリカでメイウェザーと那須川が同席の元、記者会見&公開練習が行なわれ、この一戦のルールが正式発表された。試合時間は3分3R、両者とも8オンスグローブを着用し、攻撃はパンチのみ。契約体重は147ポンド以下(約66.7kg)で、判定決着はなく公式記録には残らないという。

普段、フェザー級(57.15kg以下)で戦っている那須川としてはグローブハンディもなく、さらに得意のキックも封じられる苦しいルールとなったが「日本人でメイウェザーと戦った選手は誰もいないので、キックボクシングと日本のアスリートを代表して戦いたい。人生を賭けてすべてをぶつけたい」と闘志を燃やす。一方のメイウェザーは「どちらの戦績にも残らないが、世界に注目してもらえるいい機会だと思っている」と発言を残した。

平成最後の大晦日に"生ける伝説"メイウェザーと"神童"那須川はどのような攻防を繰り広げるのか?"メイウェザー狂想曲"とも言うべき紆余曲折がありつつも、ついに実現する地球規模の大一番。その火蓋が間もなく切って落とされる。

Profile
1977年アメリカ・ミシガン州生まれ。圧倒的なスピードと鉄壁のディフェンスで数々の強敵を退け、戦績は驚異の50戦50勝(27KO) 無敗。史上初めて無敗で5階級制覇を達成。身長173cm。

文=鈴木佑

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放送情報

RIZIN 平成最後のやれんのか! & RIZIN.14
放送日時:2018年12月31日(月)9:00~
チャンネル:スカチャン1
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。
※12月31日の放送(再放送含む)をご視聴いただくにはシリーズまとめて視聴できるチケット(PPS)の事前申込みが必要です。

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