長谷部誠が持つ"勝つためのメンタリティ"が垣間見えた試合とは

4月2日放送の『~日本人を応援せよ!!~ Football TimeLine』#25では、「月刊!! ハセベマコト」のコーナーが放送され、長谷部誠がブンデスリーガのシーズン終盤戦について語った。

最初に、ブンデスリーガとヨーロッパリーグの過密日程からひと段落した長谷部は「かなりの連戦だったので、今はちょっとやりきった感があります。どちらも結果はついてきているので、そういった意味では充実しています」と、チームの好調に喜びを感じていた。

長谷部はヨーロッパリーグのインテル戦で鼻骨を骨折し、3日後に行われたブンデスリーガ第25節のデュッセルドルフ戦には、"チームエンブレム付き"のフェイスガードを着用して出場していた。その経緯について、長谷部は「フェイスガードの販売店の店員がフランクフルトのファンで、出来上がってきたものにエンブレムが付いていました。なんだこれは!と賛否両論がありましたね(苦笑)」と語った。

好調なフランクフルトとは対照的に、原口元気、浅野拓磨が所属するハノーファーと、久保裕也が所属するニュルンベルクは、残留争いから抜け出せずに苦しんでいる。両チームと対戦した長谷部が考える、不調の原因とは何なのだろうか。

長谷部「ハノーファーは怪我人が多いですし、その中で一生懸命やってはいるものの、残留争いをしているチームの典型的なもがき方をしているように見えます。ニュルンベルクは組織で守備を頑張ってはいますが、点を取れる選手がいないので、見ていて厳しいとは感じました」

ハノーファーでは、原口はレギュラーの地位を確立しつつある一方で、浅野は安定した出場機会を得られていない。長谷部は、日本代表で共にプレーしていた2人の現状を気にかけているようだ。

長谷部「(原口)元気からは、とにかく自分がやらなきゃいけないという気持ちがすごく伝わってきます。(浅野)琢磨のスピードは僕たちとの試合でも脅威になっていましたけど、チームの自信のなさに少し影響されているとは感じました」

シーズンが終盤に差し掛かっている中で、長谷部は「サッカーは何が起こるか分からないので、日本人選手がいるチームには頑張ってほしい」と、残留争いをしている両チームにエールを送った。

毎週火曜日 21:00~ スカサカ!で生放送されている『~日本人を応援せよ!!~ Football TimeLine』。次回は4月9日(火) 21:00放送スタートの予定となっている。

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放送情報

~日本人を応援せよ!!~ Football TimeLine

放送日時:4月9日(火) 21:00~

チャンネル:スカサカ!

※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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