東京五輪で金メダルを狙う瀬戸大也が世界水泳に向けてさらに加速!

7月に韓国で開催される世界水泳への重要なステップとなる競泳ジャパンオープン。日本競泳陣で注目を集めるのは、4月の日本選手権で200mバタフライ、200m個人メドレー、400m個人メドレーの3冠制覇を達成した瀬戸大也だ。

■萩野公介の後ろ姿を追い続け、世界選手権で2連覇を達成

5歳で水泳を始めた瀬戸には常に強大なライバル・萩野公介が立ちはだかっていた。小学生時代は10個もの学童新記録を樹立した萩野に圧倒され続けた。中学2年時のジュニアオリンピック400m個人メドレーで萩野に勝ち、やっと肩を並べたが、高校3年時の日本選手権では200m・400m個人メドレーで萩野らに敗れ、ロンドン五輪の出場権を逃してしまう。

一時は水泳に対するモチベーションが下がったものの、萩野がロンドン五輪で銅メダルを獲得する姿に刺激を受けて再起し、2013年の世界水泳400m個人メドレーで萩野らに競り勝ち金メダルを獲得。2015年の世界水泳でも同種目で優勝し、日本人初の2連覇を成し遂げた。だが、2016年のリオデジャネイロ五輪400m個人メドレーは銅メダルに終わり、金メダルに輝いた萩野の陰に隠れた存在という感は否めなかった。

■日本選手権3冠を達成し"トビウオジャパン"のキャプテンに就任

2017年に飛込選手の馬淵優佳と結婚し、2018年には第一子の女児が誕生してパパスイマーとなった瀬戸は、プライベートと同様に成績も安定してくる。2018年のパンパシ水泳では200mバタフライで2連覇を達成。同年のアジア大会では200mバタフライと400m個人メドレーの2冠に輝き、世界短水路選手権では200mバタフライで短水路の世界新記録を樹立している。

そして今年の日本選手権では圧倒的な強さで3冠を達成し、世界水泳の日本代表男子キャプテンに任命された。今シーズンから、ウエイトトレーニングの負荷を減らすなど体作りを見直したことで、泳ぎの精度や持久力が向上した瀬戸。試合の日だけコーヒーを飲み、チゲスープを食べ、レース直前にはお気に入りの曲を何度もリピートして聴き続けるなどのルーティンも集中力をアップさせ、好結果につながっているようだ。

■日本水泳界に希望の光を当てる快泳を期待!

日本水泳界の中で、瀬戸にかかる期待は大きい。世界水泳で金メダルを獲得すれば東京五輪の代表に内定するだけに、競泳ジャパンオープンでは日本記録を狙う泳ぎで好調ぶりをアピールしたいところ。どんな苦しい時期も常にポジティブ思考で前を向き、自らを鍛えてきた瀬戸大也に、東京五輪の金メダルが見えてくる快泳を期待だ。

Profile
瀬戸大也(せとだいや) 1994年埼玉県生まれ。埼玉栄高校から早稲田大学を経て、現在はANA(全日本空輸)に所属。世界水泳での金メダル2個ほか、国際大会で多数のメダルを獲得している。174㎝、75㎏。

文=エンターバンク

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放送情報

競泳ジャパンオープン2019
放送日時:2019年5月30日(木)~6月2日(日) 16:30~
チャンネル:テレ朝チャンネル2 ニュース・情報・スポーツ
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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