10月8日放送の「~日本人を応援せよ!!~ Football Time Line」#6では、久保建英が所属するマジョルカを特集。サッカージャーナリストの小澤一郎が現地で取材を行った。
マジョルカの本拠地「エスタディ・デ・ソン・モイシュ」に併設されているファンショップでは、久保のユニフォームの売れ行きが好調。日本人ファンやマジョルカサポーター、外国人観光客が購入するほか、オンラインショップでも世界中から注目が届いているとのことだ。
そんな久保の現地での評価について、小澤はマジョルカのピッチリポーターを務めるファビオ・インゴリアに話を伺った。インゴリアは、18歳らしからぬ落ち着きを見せる久保に驚きを隠せないようだ。
「誰もが久保に注目しているし、良い意味で驚いた。ビセンテ・モレノ監督も言っているが、彼はどんな要求にも落ち着いている。一流選手になることを焦っていない」
マジョルカは現在、リーガ・エスパニョーラで18位に低迷。ビセンテ・モレノ監督は4-4-2の布陣を敷いているが、今後の結果次第ではシステム変更も考えられる。主に右サイドハーフを務めている久保に対して、インゴリアは「トップ下のほうが見慣れている。彼が本当に力を発揮できるポジションでのプレーが見たくてたまらない」とトップ下でのプレーに期待を寄せた。
また、インゴリアは「誰もがマジョルカと聞けば、久保のいるチームだと連想する」と語っており、久保はすでにチームの顔となっているようだ。今シーズンはレアル・マドリードからのレンタルでプレーしているが、「マジョルカの人たちは、彼を自分たちの選手だと感じている」とのことで、サポーターからの信頼の厚さも伺える。
取材翌日に行われた第8節のエスパニョール戦で、マジョルカは2-0と勝利。久保は3試合ぶりのベンチスタートとなり、57分から左サイドハーフで途中出場したが、見せ場は作れなかった。
この試合を現地観戦した小澤は「序列を見ても、まだ絶対的な存在ではない。(第6節の)アトレティコ・マドリード戦で、ポストを叩いたシュートを決めていれば...」と久保の立ち位置について言及した。
マジョルカは次節、久保のレンタル元であるレアル・マドリードと対戦する。久保にとっては代表ウィーク明けの試合となるが、定位置確保に向けて移籍後初ゴールを奪いたいところだ。
毎週火曜日21:00~無料生放送されている「~日本人を応援せよ!!~ Football Time Line」。次回は10月22日(火)21:00~放送スタートの予定となっている。
放送情報
~日本人を応援せよ!!~ Football Time Line
放送日時:2019年10月22日(火)21:00~
チャンネル:スカサカ!
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。
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