シントトロイデンのブライス監督が語る、日本人トリオへの評価

10月29日放送の「~日本人を応援せよ!!~ Football Time Line」#8では、ベルギーリーグのシントトロイデンの特集が放送された。

昨シーズンは日本代表の冨安健洋(ボローニャ)、鎌田大地(フランクフルト)ら6人の日本人選手を擁し、リーグ戦を7位で終えたシントトロイデン。今シーズンは6人全員がチームを離れ、戦力の大幅な入れ替えを図った。現在は第13節を終えて、10位に位置している。

チームを率いるマーク・ブライス監督は「厳しいスタートになった」と序盤戦についてコメント。今シーズンは日本人選手3人を含め、多くの新戦力を迎えたが「我々は結果を出しながら、14人もの新戦力を順応させる必要があった。コンディションが悪い選手や、長期離脱の選手もいて苦労した」とこれまでを振り返った。

その中で活躍が期待されるのは、シュミット・ダニエル、鈴木優磨、伊藤達哉の日本人トリオだ。

守護神のシュミット・ダニエルについて、ブライス監督は「冷静で精神的に強い。これといった弱点はなく、GKに必要な要素はハイレベル」と高評価を与えた。シュミット・ダニエルは、これまでも勝負所での好セーブで、何度もチームの窮地を救っている。

シーズン途中から加入した伊藤達哉については「小柄でスピードがあり、予測できない動きをする。特別な選手」と印象を語った。しかし、現在のチームは伊藤のような攻撃的なウインガーを起用していない。ブライス監督は「伊藤のポジションか、チームのシステムを変更するかもしれない」と示唆している。

そして、指揮官が「昨シーズンから欲しかった」と獲得を待望していたのは、ストライカーの鈴木優磨だ。加入当初はチームへの順応に苦しんだが、ブライス監督は「今は順応している。チームの全員に好かれているし、貴重な戦力」と現状を述べた。また、ピッチ外では英語の勉強にも励んでいるという。

日本人トリオを中心に、上位進出へ巻き返しを図るシントトロイデン。第13節のメヘレン戦では、鈴木が終了間際に決勝点を挙げ、5試合ぶりの勝利を果たした。この勢いを持って、次節はここまでわずか1勝のホームで白星を狙う。

毎週火曜日21:00~無料生放送されている「~日本人を応援せよ!!~ Football Time Line」。次回は11月5日(火)21:00~放送スタートの予定となっている。

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放送情報

~日本人を応援せよ!!~ Football Time Line

放送日時:2019年11月5日(火)21:00~

チャンネル:スカサカ!

※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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