苦難が続く大迫勇也ミムラユウスケは後半戦での巻き返しに期待

12月24日放送の「~日本人を応援せよ!!~ Football Time Line」#14では、日本代表の大迫勇也(ブレーメン)のインタビューが放送された。

今シーズンはリーグ開幕から3試合で3得点を挙げ、好スタートを切った大迫。しかし、9月に負傷離脱を強いられると、状況が一転した。復帰後は8試合でわずか1得点に留まっており、チームも第17節終了時点で17位と苦しんでいる。

エースとして活躍が求められる大迫は「チームは苦しい状況にあるが、良い選手が揃っているし、最後まで自分たちを信じて戦い続けたい」と前を向く。

また、2020年の東京五輪で、大迫はオーバーエイジ枠での招集が噂されている。自国開催の大舞台について問われると「僕はロンドン五輪に出られなかった。W杯には2回出たものの、五輪に出られなかったことは心残りがある」と胸中を明かした。

大迫はリーグ第17節のケルン戦で、古巣を相手にフル出場。終盤にはネットを揺らすシーンもあったが、味方のオフサイドでノーゴールの判定に。チームは0-1で敗れ、自動降格圏の17位に転落した。

これでブンデスリーガは前半戦が終了したが、勝ち点14での折り返しはクラブ史上最低記録。さらに、欧州5代リーグで唯一の無失点試合がないクラブとなってしまった。

苦しい状況が続いているブレーメンだが、今のところフロリアン・コーフェルト監督を解任する動きは見られない。その理由を、フットボールキュレーターのミムラユウスケが分析した。

「ブレーメンはここ5代の監督を少なくとも1年以上は使っているし、監督を簡単に変えない伝統がある。(かつてブレーメンでプレーした)奥寺康彦さんは、ドイツの数クラブに所属して、ブレーメンが1番良かったと言っていた。家庭的で、監督を大事にしているクラブなので、解任はしないと思う」

ブンデスリーガは約4週間の中断期間に入るが、ミムラは「中断期間があるからこそ、監督が解任されなかったこともあると思うので、まずはキャンプで立て直すこと。そこで大迫が何をやるかが大切になるし、しっかり休んで年明けから巻き返してもらいたい」と後半戦での復調に期待を寄せた。

毎週火曜日21:00~無料生放送されている「~日本人を応援せよ!!~ Football Time Line」。2020年は1月21日(火)21:00~放送スタートの予定となっている。

この記事の全ての画像を見る

放送情報

~日本人を応援せよ!!~ Football Time Line

放送日時:2020年1月21日(火)21:00~

チャンネル:スカサカ!

※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

詳しくはこちら

キャンペーンバナー