宮市亮vs遠藤航の日本人対決はドロー。名波浩は両者の成長を実感

2月4日放送の「~日本人を応援せよ!!~ Football Time Line」#17では、ヨーロッパで戦う日本人選手の最新情報が放送された。

ドイツ・ブンデスリーガ2部の第20節では、宮市亮の所属するザンクトパウリと、遠藤航の所属するシュツットガルトが対戦。両者ともに先発フル出場し、得点に絡む活躍を見せた。なお、試合は1-1のドローに終わっている。

こう着した試合が動いたのは、宮市のサイド突破からだった。56分に味方が高い位置でボールを奪うと、右サイドの宮市へパスを送る。ボールを受けた宮市は、ワンタッチで相手を交わし、グラウンダーのクロスを供給。これを受けたヘンク・フェールマンが、巧みなターンからシュートを放ち、先制点を奪った。

対するシュツットガルトは、81分に遠藤が自陣でボールを奪うと、カウンターを発動。一気にゴール前へ駆け上がり、最後はマリオ・ゴメスが同点弾を決めた。

試合後に宮市は、アシストの場面について「前半は引っかかるシーンもあったが、相手が近いところに来たので、ワンタッチで交わせると思った。アシストに繋がって良かった」と振り返る。今シーズンは好調を維持しているが、「僕自身は元気にプレーすることが何よりの課題。まだまだ試合が続く中で、怪我をせずに頑張っていきたい」と晴れやかな表情で語った。

一方の遠藤は「(宮市)亮のスピードを警戒していた中で、そこからやられてしまった。相変わらず速かった」と宮市のスピードに舌を巻く。また、チームは第19節からペジェグリーノ・マタラッツォ新監督のもとで戦っているが、「監督が変わって、また新たな戦術にトライしなくてはいけない。積み上げていけば良くなっていく実感はあるので、大事なのは負けないこと」と今後の意気込みを示した。

スペシャルゲストの名波浩は、宮市について「速い選手にありがちな『俺によこせ』というタイプではなくなっている。若い頃に比べて、駆け引きを覚えている印象がある」と成長を実感。遠藤に関しても「彼がギャップで受けてターンすれば、攻撃のスイッチが入りやすくなる。それが成長している部分だし、五分五分のボールをマイボールにできる数少ない選手」と評価している。

2部リーグで確かな成長を遂げる宮市と遠藤。多くの日本人選手が所属する、1部リーグへのステップアップも期待したいところだ。

毎週火曜日21:00~無料生放送されている「~日本人を応援せよ!!~ Football Time Line」。次回は2月11日(火)21:00~放送スタートの予定となっている。

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放送情報

~日本人を応援せよ!!~ Football Time Line

放送日時:2020年2月11日(火)21:00~

チャンネル:スカサカ!

※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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