モータージャーナリスト・米家峰起が語る、2020年のF1グランプリ大展望

「F1グランプリ」新シーズンが、オーストラリアGPを皮切りにスタートする。約9ヶ月にわたるシーズンの頂点に立つのはどのチームなのか?さらに今季のドライバー争いは?...気になるポイントをF1中継で解説を務める米家峰起さんに直撃した。

モータースポーツは、ドライバーと同時に"マシン"という道具までが注目される。幾多の競うカテゴリーが存在する中で、1つの頂点を極めるのがF1だ。

「難しい用語やルールを前にして、分かりにくいと感じるかもしれません。しかし、技術革新は目覚ましく、驚異的な速さを持ったマシンで闘う競技なのは間違いありません。カメラ技術の進歩で、臨場感あふれる放送も可能になりました。まずはシンプルに、ダイナミックなその姿を楽しんでいただきたいですね」

「F1グランプリ」について語った米家峰起

その上でF1には、深く入っていけばいくほど見どころが出てくる。ドライバー同士の闘い、チームとしての団体戦、マシンを構築するメーカー間の競争など、視点によりさまざまな見方がある。

「ドライバーで言えばメルセデスのルイス・ハミルトン。ベテランらしい安定感が際立ち、7度目のワールドチャンピオン獲得に期待が持てます。その牙城を崩す可能性を秘めているのが、フェラーリのシャルル・ルクレールと、レッドブルのマックス・フェルスタッペンでしょう。彼らはまだ22歳の若さで、これから主役を担うべき選手。お互いにライバル心がむき出しなところもあって、ハミルトンを含めた三つ巴のチャンピオン争いがあるかもしれません」
 
くしくも彼らはチームもそれぞれ異なる。3選手の闘いを軸に今シーズンを追いたくなる。

「コスト制限が導入されるなど、'21年からレギュレーション(=規定)が大きく変わります。優勝争いから脱落したチームは、早々に来年の準備に重きを置いた活動となるはず。だからこそ序盤戦でどこが優勝争いに食い込むのか。開幕からの数戦は最大の見どころだと思っています」

そうした意味でも開幕戦のオーストラリアGPは要注目だ。

「ここは一部に公道を使った特殊なコースで、番狂わせが起こる可能性が高い。各チームやドライバーの戦闘力を確認しながら、同時に予測不能なレース展開を楽しめると思います」

今年は過去最多となる年間22戦が開催される。闘いの火ぶたは、間もなく切られる。

よねや・みねおき●'81年1月31日生まれ。モータースポーツ関連の出版社を経て独立し、'09年から F1全戦の取材を始める。各専門誌や映像メディアなどで、F1ジャーナリストとして幅広く活動中。

取材・文=中三川大地

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放送情報

2020 F1グランプリ
放送日時:2020年3月13日(金)9:50~
チャンネル:フジテレビNEXT ライブ・プレミアム
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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