きっかけは「弱虫ペダル」とC・フルーム梶浦由記がサイクルロードレースの魅力を語る!

写真左から、梶浦由記、サッシャ
写真左から、梶浦由記、サッシャ

10月まで続く、サイクルロードレースのシーズンが幕を開けた。今シーズンのJ SPORTSでは、ジロ・デ・イタリアの放送が復活し、ツール・ド・フランス、ブエルタ・ア・エスパーニャと合わせてグランツール全戦が全ステージ生中継される。そこで、本格的なシーズンの戦いを前に、大のサイクルロードレースファンである、作曲家・音楽プロデューサーの梶浦由記に、J SPORTSサイクル番組実況担当でもおなじみのサッシャが、サイクルロードレースの魅力などについて聞いた。

■サイクルロードレースを再び見るようになったのは「弱虫ペダル」がきっかけ

サッシャ「梶浦さんが、サイクルロードレースを好きになったのは、いつ頃からなんですか?」

梶浦「30年くらい前に、BS1でツール・ド・フランスを夜中に放送していて、それを見るのがちょっとおしゃれみたいな感じで、流行ったんですよ。それから、なんとなく見ていたんですが、選手のドーピングなどがあり、なんか嫌になって、しばらく見るのをやめちゃっていたんです。それからかなり経って、再び見るようになったのは『弱虫ペダル』がきっかけですね」

サッシャ「え~、あのサイクルロードレース青春漫画で、アニメや映画などにもなっている『弱虫ペダル』がきっかけなんですか。意外ですね」

梶浦「友人が面白いよって漫画を貸してくれて、読んでいたら、『あっそうだ、昔ツール・ド・フランスを見ていたな』と思い出して、また見始めたんです。久しぶりに見たら面白くて、その頃にクリス・フルーム(ツール・ド・フランス優勝4回)がすごく活躍しました。フルームに出会ったのも、サイクルロードレースに再びハマるきっかけになりましたね」

■サイクルロードレース観戦最大の魅力はきれいな景色

サッシャ「梶浦さんにとって、サイクルロードレースの魅力って何ですか?」

梶浦「こんなこと言ったら、通のファンの方に怒られちゃうかもしれないけど(笑)、最初は景色だったと思います」

サッシャ「そう言ってもらえると、すごく嬉しいですね。僕は実況する時、見える景色とか、画面に映るお城とかも紹介するんですよ。一般の方が、いきなり自転車のレースを見るのはハードルが高いかもしれないけど、景色をきっかけに、スポーツとしても自転車レースが面白いと気付く方が増えれば嬉しいですね」

梶浦「私、子供の頃、ドイツに住んでいたことがあって、父親が車で旅行するのが大好きだったんですよ。家族でフランス、イタリア、スペインなど、ヨーロッパの田舎を車でよく旅しました。観光地でもない小さな村や草原、森など、何でもない田舎の景色が、子供心にすごく好きだったんです。だから、ツール・ド・フランスなどで映る田舎道を見るのは、風を感じるような気がして楽しいですね」

サッシャ「バイクからの映像や、上空からの映像など、いろいろな目線で景色が見られるのは魅力的だと思います」

梶浦「あと、仕事をしながらテレビの音を消して、ボーッと映像だけ見ているのも好きです。展開や結果を追っていなくても楽しめるスポーツって、少ないと思うんですよ」

サッシャ「確かにサッカーや野球は、得点する瞬間を見られないとガッカリですもんね。僕、サッカースタジアムで観戦して、ちょっとトイレに行っている間に2点入っちゃったことがありますよ(笑)」

梶浦「サイクルロードレースもそういう重要なタイミングはあるんですけど、少しくらい気を許していても大丈夫。大人に優しいスポーツだと思います。自分のライフスタイルに、すごくハマりましたね」

■ジロ・デ・イタリアでは若い選手の活躍に注目!

サッシャ「今年は5月8日(土)からJ SORTSでジロ・デ・イタリアの放送が復活するんですが、どんなところに注目されていますか?」

梶浦「私のイメージだと、ジロ・デ・イタリアって若い選手が台頭してくるレースのような気がするんですよ。今年は各チーム、3月のレースから割と力を入れて戦っている感じがしますが、ジロ・デ・イタリアで新しい若い選手が活躍してくれたら面白いですね」

サッシャ「山岳ステージも多いジロ・デ・イタリアですが、コースの景色はいかがですか?」

梶浦「この時季のイタリアは、新緑がすごくきれいですね。山岳だと、まだ新緑になっていないところもありますが。あと、遺跡がたくさんある。こんなところにローマ時代のすごい遺跡があるのかって感じでよく映るので、見ていて面白いです」

(C)A.S.O./ Pauline Ballet

■ツール・ド・フランスはフルーム5回目の優勝に期待!

サッシャ「そして、ジロ・デ・イタリアの後には、東京オリンピックがあるため例年より少し早い、6月26日(土)からツール・ド・フランスが始まります」

梶浦「私の好きなフルームは、2019年に落車して大怪我を負ったこともあり、最近2年はツール・ド・フランスに出場できませんでしたが、今年は5回目の優勝を目指して頑張ってほしいですね。私、クールな選手が好きなんですよ。熱くなり過ぎないで、常に自分を律して、相手を祝福できるフルームはとても紳士的で好きですね」

サッシャ「シーズン終盤の8月14日(土)から開催されるブエルタ・ア・エスパーニャは、翌年のチームとの契約を取りたい選手が、予想外の頑張りを見せたりしてドラマを生むこともありますが、どんな印象がありますか?」

梶浦「スペインのブエルタ・ア・エスパーニャのコースは、荒野が続いて、オリーブ畑がたくさんあり、他のレースとは違った風景ですよね。シーズン最後のせいか、選手みんながノリノリで走り、はっちゃけている気がして、見ていてすごく楽しいレースです」

サッシャ「最後に、J SORTSでサイクルロードレースを観戦するファンの方にメッセージをお願いします」

梶浦「昔は1人でテレビ観戦することが多かったのですが、今はSNS時代で、Twitterなどでファンの方がリアルタイムでつぶやいたり、意見を言ったりしているのを見ながら観戦できます。みんなでワイワイ騒ぎながら見ている感じが楽しめるので、ぜひSNSを活用して、皆さんにもサイクルロードレース観戦を楽しんでほしいと思います」

文=田口裕(エンターバンク)

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放送情報

Cycle*2021 ジロ・デ・イタリア
放送日時:2021年5月8日(土)20:00~ほか
※全21ステージ生中継
チャンネル:J SPORTS 4
Cycle*2021 ツール・ド・フランス
放送日時:2021年6月25日(金)1:30~ほか
※「チームプレゼンテーション」含む全21ステージ生中継
チャンネル:J SPORTS 4
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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