ビリー・ジョエルら来日アーティストから野球、サッカー、アメリカ大統領選挙まで！ 2024年の注目トピックスを関連番組で予習【後半】

2023年が幕を閉じ、ついに新たな年がスタート。音楽からスポーツ、時事ネタまで、2024年は注目トピックスがめじろ押しなので、関連番組を見て予習しておこう。後半となる今回は、「来日アーティスト」、「侍ジャパン」、「UEFA EURO 2024」、そして「アメリカ大統領選挙」をキーワードに紹介。

■16年ぶりのビリー・ジョエルやエド・シーランら、ビッグアーティストが続々と来日

2024年は海外アーティスト好きにとって忙しい1年になりそうだ。16年ぶりに来日し一夜限りの東京ドーム公演を行うビリー・ジョエル、京セラドーム大阪と東京ドームで公演が行われる4年9ヶ月ぶりのエド・シーランらが続々と来日を果たす。他にも、東京ドーム７デイズ公演を行うブルーノ・マーズ、2023年のNHK紅白歌合戦に出演したクイーン＋アダム・ランバート、「ファイナル・カウントダウン」でおなじみのヨーロッパ、幅広い世代から人気のテイラー・スウィフト、日本のみのゲスト・TLCと共にやって来るジャネット・ジャクソンら、ビッグネームがズラリ！

その中でも注目したいのが、"永遠のピアノ・マン"ことビリー・ジョエル。16年ぶりの来日公演を記念して、2006年に行われたイタリアでのコンサートを収めた「ライブ・イン・ローマ」が、MUSIC ON! TV（エムオン!）で1月23日(火)に放送される。「ピアノ・マン」「素顔のままで」「ストレンジャー」など、1970年代後半から1990年代前半にかけて世界的大ヒットを連発し、日本でも愛され続けているビリー・ジョエル。全世界でのCD/レコードの総売上数はなんと1億6千万枚以上。このライブでヒット曲を惜しみなく披露しており、きっと来日公演でもベストな選曲で楽しませてくれるはず。

またミュージック・エアでは、ビリー・ジョエルの軌跡をたどるドキュメンタリー番組「ビリー・ジョエル：ロック・レジェンズ」が1月22日(月)深夜に放送される。ビリー・ジョエルのアーティスト性やキャラクターを知るためにも押さえておきたい。

エド・シーランも英国が生んだ天才シンガー・ソングライターの一人。400万枚以上のセールスを記録したアルバム「＋」をはじめ、４枚のアルバムで全米・全英1位を獲得。セカンドアルバム「x（マルティプライ）」はグラミー賞も受賞している。そんな彼の軌跡をたどるドキュメンタリー「エド・シーラン：マン・プラス・ギター」が1月30日(火)にミュージック・エアで放送。音楽との向き合い方、楽曲に込めた思いなどを感じ取ってもらいたい。

■2023年に日本中を熱狂させた侍ジャパンが、2024年も激闘！

2023年は3月に「WBC」で３大会ぶり３度目の優勝を遂げた侍ジャパン。井端弘和監督が指揮を執る新生「侍ジャパン」も、11月の「アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」で全勝優勝。2024年は3月に京セラドーム大阪で「欧州代表」との試合、そして11月に第３回「WBSCプレミア12」の開催が決まっているので、また激闘が見られそうだ。

J SPORTS 1では、トップチームはもちろん、大学や高校、U15、U12、女子など各カテゴリーの代表にも焦点を当てて、侍ジャパンの情報を紹介するオリジナル番組「結束！侍ジャパン」を毎月放送。ダイジェストによる試合の振り返りはもちろん、ドキュメンタリーやインタビューなど、表舞台を支える裏方の力や出来事を独自の目線で伝えている。中継やニュースでは分からない侍ジャパンの情報をしっかりと収集しておこう。

■ヨーロッパ最強を決める「UEFA EURO 2024」に向けて、開催国ドイツのブンデスリーガをチェック

欧州24ヶ国が戦う4年に1度の大会「UEFA EURO 2024」。予選が終わり、現在のところ開催国ドイツを含む21ヶ国の出場が確定している。残された３枚の切符は3月に行われる12ヶ国によるプレーオフで決定。抽選会で6つのグループに分けられたが、スペインとイタリアとクロアチア、優勝候補のフランスがオランダと同組になるなど、序盤から熱い戦いが繰り広げられること必至。

「UEFA EURO 2024」の前にも、レベルの高いサッカーを楽しんでもらいたい。そこで注目したいのが、開催国でもあるドイツのサッカーリーグ「ブンデスリーガ」。1月はウインターブレーク明けの第17節から第19節が開催される。スポーツライブ＋では、強豪バイエルンやドルトムントなどの試合を多数生中継する。堂安律、浅野拓磨、板倉滉、原口元気、長谷部誠ら日本人選手も多く所属しているので、彼らの活躍にも注目したい。

■4年に1度、オリンピックイヤーに行われる「アメリカ大統領選挙」

オリンピックやUEFA EUROと同じく、4年に1度行われる「アメリカ大統領選挙」。投票日は「11月の第1月曜日の翌日の火曜日」に制定されているので、2024年は11月5日(火)に行われることとなる。投票は州ごとに行われ、それぞれの州で勝者を決め、全米538人の選挙人の過半数270人を獲得した候補が次期大統領となる。現職の民主党バイデンか、共和党の候補者か、その結果は世界から注目されている。

そんな11月の選挙に向けて、候補者や各政党の動きに注視していこう。まず1月31日(水)には「バイデン米大統領一般教書演説 (仮)」がCNNjで放送される。米国大統領が年に1度、内政や外交、軍事など、今後1年間で重点的に取り組む政策課題を議会で説明する「一般教書演説」。大統領選イヤーの幕開けに、バイデン大統領がどんな施策を示すのか興味深い。

さらに1月16日(火)には、11月の米大統領選に向けた候補者選びの初戦、「米大統領選 アイオワ州党員集会」の模様が放送される。CNNを代表する政治担当記者たちが徹底取材し、結果判明まで完全中継されるので、注目しよう。

文＝田中隆信

この記事の全ての画像を見る