――無人島での生活で悔いや思い残したことなどはありますか？

中谷「あまりにできなかったので、料理はリベンジしたいかも。ちょっとした知識があればもうちょっとできたので」

阪本「たけのこはアク抜きしたほうがいいということを知りましたね」

中谷「ほんまや」

阪本「アク抜きなんてしなくても食べられるやろと思ってたら、ちゃんとまずかった」

中谷「この苦みがアクかとなりました」

――撮影が終わった瞬間の気持ちを教えて下さい。

中谷「最高って感じ。タイムカードを切るときのような解放された感じったらないですね」

阪本「一緒ですね。手錠が外れたとか、なかよしメーターがどうとかじゃなくて、帰れるという気持ちでした」

――手錠は関係なく、お二人はサバイバル力はあるほうですか？

中谷「低いです。飛んでいる虫でもめっちゃ気持ち悪いし、汚れるのも気にするし、かなり適性はないほうやと思います」

阪本「僕も神経質なので向いていないんですけど、サバイバルのYouTubeは好きでよく見ていました」

中谷「好きなんですよ」

阪本「好きは好きなので、一回やってみたいと思っていました。でもこういう形でとは思っていなかった」

――その知識はあまり役には立たなかったんですね。

阪本「手錠でつながれているので、全然違いますね」

中谷「細かい部分を気にしていたらあかんねんなとわかりました。濡れるの嫌やとかそんなん考えていられなくなる」

――お互いに発見した新たな一面はありましたか？

中谷「うっすら知ってはいたんですけど、火の管理については長けているんやなと思いました。消えかけても『これをこうしたら復活するから』と頼もしかったです。魔術師でした。僕一人やったら消えていたなということが結構あったのでよかったです。手先が器用ですね」

阪本「器用というか、利き手が空いているのが僕なので、僕側の作業が多くて。僕がやるしかない場面が多くてフェアじゃなかったです」

中谷「これは最初に決めた立ち位置の段階で運命が決まっていました」

――阪本さんから見て中谷さんの新たな一面はありましたか？

阪本「前回も中谷が泣いてどんだけ泣けんねんというのが見どころやったんですけど、今回もむっちゃ泣いていて。ただ、ポップさがなくてみんな引いてもうて、怖がってるんですよね。それですかね」

中谷「酔っ払って、なに喋ったか覚えてない」

阪本「前回の比にならんくらい酔っぱらって、僕が結婚したのもあって、独身の大魔王みたいに見えました」

中谷「(笑)。どうやらそうみたいですね」

阪本「心配になりました」

中谷「自分で見るのも怖いですね」

――友錠生活第3弾あるとしたら、次はどこになりそうでしょうか？

阪本「無人島以上はあるんかなと」

中谷「無人島は手錠における最高到達点やと思いますね」

阪本「あとはもう逃げ回るとかしかないですよね。捕まったら殺されるとか」

中谷「罰が重すぎるやろ。見せ方を変えるしかないかもですね」

――また第3弾のオファーが来た場合に快諾されるでしょうか？

阪本「台本見て、ちゃんと受けるか受けないか決めようと思います」

中谷「ありがたくはあるんですけど、精査しようと思います(笑)」

取材・文＝まっつ