喜屋武ちあき「実況しながら推しアニメ、推し声優をつぶやいて！」

2017年3月に、サンキュータツオ、岩井勇気(ハライチ)、喜屋武ちあき、あしとみしんご、三田麻央(NMB48) 出演で放送された「裏ANIMAX MUSIXスピンオフ 勝手に大賞！inスカパー！の小部屋」。芸能界屈指のアニメファンを自負する5人が、"アニメ本編は一切なし"という状況の中、作品に寄せる熱き想いを語り続けるアニメトークバラエティとして話題を呼んだ。

そして、待望の第2弾が「勝手にアニメ大賞2018～夏～」とタイトルを変えて登場。前回出演の5人が再結集し、2018年1月から現在までのTVアニメ＆劇場公開作品を対象に、「最優秀主演男性キャラ賞」など各賞が、"勝手に選んでいるけれど、ガチファンがガチファン目線"でセレクトしたタイトルから続々発表される。今回は、出演者の1人でもあるオタクタレント・喜屋武ちあきに番組収録後インタビューを敢行した。

約1年半ぶりの第2弾放送の話を聞いた時の感想をお聞かせください。

「また番組を制作すると聞いた時は『また同じメンバーで集まって、アニメについて話せるんだ』って、純粋にうれしかったです。この1年半、アニメに関してはいろいろ語りたい気持ちをためていたので『これはちょっと爆発しちゃうな』とは思って、今日の収録をとっても楽しみにしていました」

今回の選考対象となる、2018年1月から現在までのTVアニメ＆劇場公開作品以外で、ここ最近で一番印象に残った作品を教えていただけますか？

「『メイド・イン・アビス』というTVアニメがすごく好きでしたね。私にとっての2017年最高峰に好きだった作品です。残酷なシーンもしっかり描く問題作でもありながら、同時にとてもかわいらしい作品で、そういう重いアニメが大好きなんですよ。特に最終話は、とってもダークであると同時に、とっても感動的なエピソードが描かれるんですが、それがちょっと良過ぎで。あの1話でさらに深い部分でハマりました。まさに"アビス"だなって思いました」

喜屋武さんと交流のある漫画家・種村有菜先生がキャラクター原案を担当された「アイドリッシュセブン」も2018年1月よりTVアニメが放送され、第2期の制作も決定しましたね。

「種村先生とすごく仲良くさせていただいてる中で、先生から『こういう作品のキャラクター原案を担当することになったよ。今、描いているんだ』という話は聞いていたんです。種村先生の家にお邪魔した時などに、キャラクターデザインをちょっと見せていただいて『すごい！こんなにたくさんのキャラクター描いたの！？』って言っていたので、最初のアプリゲーム化の時から、すごく楽しみにしていたんです。まさに3次元のアイドルをデビュー前から応援していたみたいな感じですね」

「その作品がどんどん話題になって人気も出て、TVアニメ化も決まってファーストライブが埼玉・メットライフドームで2日間も開催すると聞いて、本当にうれしかったですね。私も会場に足を運んだんですが、作品を心から愛している皆さんが集まった時の熱気がすごかったです。1つのアイドルグループの成長をみんなで一緒に目撃し、応援しているという感じが、とても好きだなって思いました。今回番組でまたご一緒させていただいた三田さんも『アイドリッシュセブン』のファンで、ライブ会場に行ったと聞いたので、収録の合間に2人でライブの話で盛り上がりました(笑)」

最後に番組をご覧になる皆さんへメッセージをお願いします。

「みんなそれぞれ好きな作品があって、それを好き勝手に語り合い、その作品に対する熱い思いを共有するだけでなく、『知らなかった。今度、観てみよう！』って受け止めてくれる環境って、なかなかないと思うんです。ぜひ皆さんも放送を観ながら、私たちがピックアップする賞に合わせてSNSで実況しながら、皆さんの各賞をつぶやいてほしいですね。私を含め、出演者の皆さんもリアルタイムでつぶやきをご覧になると思うので、みんなの推しアニメ、推し声優を発表し合う素敵な空間を作りたいと思います。そして、ゆくゆくは公開収録で皆さんと盛り上がりたいので、番組がこの先もずっと続くように応援してくださいね！」

文＝中村実香　撮影＝永田正雄

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