"仏像マニア"はながインドを行く「カッコイイ仏像にテンションが上がります!」

抜群のスタイルと優しい微笑みが魅力のタレントでモデルのはな。17歳の時にモデルデビューして以来、その癒やし系の雰囲気と耳に心地いい美声で、テレビやラジオ、CMなどで活躍する彼女は"仏像マニア"という意外な一面を持つ。上智大学在学中に美術史を専攻し、現在までに日本の仏像はもちろん、今は亡きバーミヤンの磨崖仏など世界各国の菩薩像や仏陀像に会いに行っている。2003年には「ちいさいぶつぞう おおきいぶつぞう」と題した、日本各地の仏像を紹介するエッセイを出版するほど、仏像愛にあふれている。

仏像の魅力について尋ねると「何よりも仏像はカッコイイですね!私は仏像の前に立つと、とにかく『カッコイイ!』ってテンションが上がります。興福寺の阿修羅様のようにカッコイイお顔をされている仏像もいらっしゃれば、とても愛嬌のある仏像もいらっしゃるので、それぞれ本当に魅力があると思います」と熱く語る。そんな彼女が仏教の7大聖地を訪ね、仏陀の足跡をたどるインドへの旅に密着した特別番組「麗しきインド~仏陀の足跡をたどって~」が放送される。

TM & (C)2018 Turner Japan.

今回、はなが案内するのは、仏陀が青年期を過ごしたカピラヴァストゥ、菩提樹の根元で悟りを開いたブッダガヤ、初めて説法をしたサールナート、経の原典を説いたラージギル、美しい風景をこよなく愛したヴァイシャーリ 、雨季の修行の地として留まったシュラバスティ、そして入滅したクシナガル。中でも注目は、ブッダガヤ近郊にあるスジャータの村と、サールナートだ。

スジャータ村は、6年間の苦行を続けて衰弱してしまった仏陀のために村娘が乳粥を供養し、それを口にしたことで気力を取り戻した仏陀が、悟りを開いたという逸話が伝わる地。この村で、はなは地元の少女に乳粥の作り方を教わる。牛乳、米、砂糖、ドライフルーツ、ドライナッツのみが材料というインド定番のデザート・乳粥をはじめ、インドグルメからも目が離せない。

TM & (C)2018 Turner Japan.

サールナートでは、はなが憧れてやまないという初転法輪像との対面も実現。サールナート考古学博物館に展示されている初転法輪像は、インド仏の黄金時代と呼ばれているグプタ期(4~6世紀) に造られたとされる。仏陀が初めて仏教の教義を人々に説いた際の様子を表現していて、その圧倒的な美しさとオーラに心を大きく揺さぶられることだろう。

旅の後、はなは「『インドに行くと世界観が変わる』と周りの人たちからよく聞いていたけど、変わるというよりも、むしろ自分の世界が広がるような旅だったと思います。現地での人との出会いのほか、番組のテーマが『仏陀の足跡をたどる』ということで、行きたかったけれど、なかなか行けないと聞いていた場所に行って、その場所に立ってみて感じることがいろいろありました」と、仏像についてさらに見識を深めた様子。最後に、番組を楽しみにしている視聴者へは「7大聖地を一度に見ることができるのは本当に特別なことだと思いますし、何よりも私が現地で体験し感動したことが映像にも表れています。楽しさや特別な思いが番組を通して伝わってくると思うので、ぜひ番組をご覧いただきたいです」とメッセージを寄せた。

文=中村実香

この記事の全ての画像を見る

放送情報

麗しきインド~仏陀の⾜跡をたどって~

放送日時:2018年11月24日(土)21:00~

チャンネル:旅チャンネル

※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

詳しくはこちら

キャンペーンバナー

関連記事

関連記事

記事の画像

記事に関するワード