衣装が破れたままコス広場へ！えなこが語るコスプレ失敗談

――ご自身のコスプレのこだわりは？

「お仕事の時は趣味とは違ってとにかくクオリティー重視！許可をいただければ完成前にフィッティングさせていただいて、二次元を三次元にした時により自然になるよう丈の長さや全体のバランスを微調整させていただいています。あとは、可能であればウィッグを自分で選ばせていただいてメーカーさんに頼んだり、自分でセットしたりしています。作品のファンの方を失望させないように最大限の努力はしたいんです」

――露出の多い衣装もあるかと思いますが、体型維持などもされているのですか？

「維持というよりも、華奢なキャラだったら数日前から華奢に見えるように努力したり、女性らしいキャラだったら出演日までにちょっとお肉を付けて"プニッと感"を出すようにしています。だから私、太ったり痩せたりが激しいんですよ(笑)」

――キャラになった上で自分の色を出すというよりもキャラクターありきなのですね。

「私の持論なのですが、コスプレはキャラクターになりきるための1つの方法に過ぎないので、自分を出さなくてもいいんじゃないかって。それ故に、『自分の描くイメージにどれだけ近づけるか』と常に自分との戦いです(苦笑)」

――毎日お忙しいと思いますが、お休みの日はどのように過ごされていますか？

「オフの日はずっと寝てますね(笑)。お買い物もネットで足りますし、外に出たくないんですよ。誰かに見られるかもしれないし...。『えなこさんですか？』とか声を掛けられるのが怖くって。以前走って逃げてしまって『態度が悪い』って言われたことがあります(苦笑)。プライベートは"えなこ"じゃなく"いちオタク"なので、話し掛けられるとビビるんです...」

――コスプレで人前に出ることが多いと思いますが、逆に私服のこだわりなどは？

「最近は私服でメディアに出ることも多くなってきたので、かわいい物とか季節に合った物、流行りの物を用意しているのですが、ちょっと前まではコスプレの出演がメインだったので早着替えがしやすいLサイズのTシャツとかを選んでいました」

――最後に視聴者の方にメッセージをお願いします！

「いつも『(株)こすやまやすこ(株)』をご覧いただきありがとうございます。まだまだ始まったばかりで手探りな部分もありますが、皆さんにコスプレについてもっと知ってもらい、もっと好きになってもらいたいと思って頑張っていますので、これからもどうぞよろしくお願いします。番組では一緒に頑張ってくれる方を募集しておりますので、コスプレイヤーさん、カメラマンさんなどで見ている方がいらっしゃいましたら、ぜひ私たちと一緒に頑張りましょう！」

文＝原田健　撮影＝中川容邦

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