卯水咲流波多野結衣がアニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』を語り尽くす!

「life is オタク」を自称する業界きってのオタクである卯水咲流(うすいさりゅう)と、たびたび美しいコスプレを披露し、アニメ好きとして知られる波多野結衣が、話題のアニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』をテーマに、ディープなトークを繰り広げた。

©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

──まず、おふたりのオタク歴を教えてください!
波多野結衣
(以下、波多野):テレビで放送されていたアニメは子どもの頃から見ていたので、それを含んだらアニメ歴は長いですね。アニメは昔っから見ていますし、いろんなことを学べました。ずっと好きです。
卯水咲流(以下、卯水):父親がスチームパンクやサイバー系などが好きだったので、物心ついたときには、周りにアニメがありましたね。「カードキャプターさくら」や「スラムダンク」もリアタイで見てました。とりあえず、オタク歴は長いです(笑)

──そんなおふたりを迎えた記念すべき第1回トークでは、今年9月に『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』が公開され、大注目のタイトル『ヴァイオレット・エヴァガーデン』シリーズについて語っていただこうと思います。2018年に地上波でTVシリーズが放送されて以来、人気沸騰中ですが、兵士として戦うことしか知らなかった少女、ヴァイオレット・エヴァーガーデンが自動手記人形と呼ばれる手紙の代筆業を通して人間の感情や愛を知っていく物語ですね。
卯水
:ひとことで物語を表すと、「ヴァイオレットの成長とそれぞれの愛」。一話一話にヴァイオレットが思う愛だったり、他人が思う家族愛だったり、そういうテーマがあるような気がします。
波多野:孤児で言葉も親も知らず、ずっと兵士として生きていたから、最初は感情がないんですよね。そんな、愛を知らないヴァイオレットがいろんな人の思いとともに成長する姿に感動します。
卯水:ヴァイオレットの中身は子どものようなものなので、大人の私たちだと当たり前のようにスルーしている感情に気づきながら成長していく。そういうシーンが、いくつも散りばめられているんですよね。ヴァイオレットが成長するとともに、私たちが忘れているものを思い出させてくれます。

──主人公ヴァイオレットについて、印象に残っているシーンはありますか。
波多野
:ヴァイオレットの衣装、めっちゃかわいい。あんなフリフリの日傘とか差してみたいな(笑)
卯水:TVシリーズの第7話以降からヴァイオレットは日傘を持つようになるんだよね。私なんてほぼ引きこもりだから全然日傘使ってない(笑)

──そう言いつつ、しっかり自前の日傘を持ってきてポーズをとってくれるおふたりに感謝ですが、特によかった回も教えてください。
卯水
:TVシリーズの第10話は神回ですね...。
波多野:私もいちばん泣きました...。

──おふたりともすでに涙目ですが、件の第10話は、病気の母クラーラとその娘アンの家を、ヴァイオレットが訪ねるお話。ヴァイオレットがクラーラに代筆を頼まれた手紙の内容は...というストーリーですね。
卯水
:お母さんが代筆を頼んでいる間、アンちゃんは構ってもらえないから、駄々をこねるんです。でも、その手紙は、命が残り少ないクラーラが、死後にアンの誕生日に届けたくて代筆してもらっていたもの。しかも50年分! 視聴者的にオチはわかるんですけど、アンちゃんは子どもだからいろいろわかってないこともあって...。そんなアンちゃんの姿を見ていると胸が苦しくなる。
波多野:前半はアンちゃん視点で「お母さんが知らない人を連れてきた」という描かれ方をするんですよね。後半はヴァイオレットやお母さんの視点も入ってくるんですけど。ラストのほうで、お母さんが依頼した文面が明かされるんですけど、「18歳の誕生日おめでとう。もう立派なレディーね。好きな人ができたかしら。」「誕生日おめでとう、アン。20年も生きたのね、すごいわ。」とか、そういう言葉にどんどん涙が出てきて止まらなくなっちゃう。
卯水:ヴァイオレットも、涙をこらえ、そしてあふれさせるという描写がありますね。愛をより深く知って成長した回だと思います。第10話だけでも見て欲しい。『ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン』の良さが全部詰まっている回です。
波多野:私は2019年9月に公開された映画『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝ー永遠と自動手記人形ー』も印象に残ってますね。
卯水:私も映画館で見ました。劇場はパンパンの満員でしたね。お客さんの年齢層は幅広くて、右斜め前のおじさんは、いいシーンでポップコーンの音を響かせてたし、後ろからは若い女性がえぐえぐ泣く声が聞こえてました。
波多野:そうそう。劇場内のあちこちから、すすり泣く声が聞こえてきましたね。私は『Free!』とかとにかく綺麗な京アニの絵がもともと好きだったんです。京アニ作品は、出てくるキャラクターの作画が細かいので、さすがのひとことに尽きます。細かい作画があるからストーリーにすごく説得力が出てくるし、泣いちゃうんですよね。
卯水:世界観が丁寧に描かれているし、街灯ひとつのデザインでさえ手を抜いていないから、よりストーリーに没入できるんですよ。私はかれこれ3回くらい見返してますけど、そのたびに新しい発見があります。

──そんな『ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン』において、おふたりの推しキャラは誰なんでしょうか。
波多野
:私はヴァイオレットと同じ郵便社で働く配達員、ベネディクト・ブルーですね。ヴァイオレットを不器用ながら優しく助けてくれるし、なにより金髪の男の子で、ハイヒールを履いててかっこいい。
卯水:私の推しは、配達員のローランドっていうおじいちゃん。陸軍時代にヴァイオレットの上官だったギルベルト少佐は激しい戦闘の末に離れ離れになったんですが、彼女は少佐がどこか生きていると思ってます。そんなギルベルト少佐が未帰還兵として処理され死亡扱いになっていると聞かされて、ヴァイオレットが落ち込んでいるときに、ローランドが励ましてくれるシーンがいい。一緒に配達に行こうと誘い、手紙に関わることの意味を無言で教えてくれるんです。ここからヴァイオレットが急激に成長を始めるので、物語の転機の場面ですね。京アニはサブキャラにも命を吹き込んでくれるから、作品に厚みがあります。
波多野:あと、同じく自動手記人形のエリカ・ブラウンも好きです。地味な感じはしますが自信ないなりに頑張ってるのが伝わってきます。私も自分に自信がないのですごく共感できるキャラクターですね。

──この作品を見て、手紙に対する捉え方とか、感じ方が変わった気はしますか?
波多野
:自分で手紙を書くことってあんまりないんですけど、ファンの方からいただいた手紙を読んだときの気持ちが変わりましたね。改めて気持ちがすごく込められているんだなと思って、うれしさが増しました。
卯水:ファンの方からの手紙を読んでいると、緊張しているのか、文字が震えてることがあるんです。それがすごく愛おしく思えるようになりました。筆圧やペンの運びにも、丁寧に書こうっていう気持ちを感じるし、手紙は温かみのあるものだなって改めて感じました。私が書くときにはよく接続詞とか主語とか抜けるんで、そこは気をつけようと思います。

──9月18日から新作映画も公開されていますが、まだまだ未見の方々もいると思います。そんな皆さんに対してひとことお願いします。
卯水
:口で説明するより見て欲しい!まずはスマホを片手に、なにかのスキマ時間でいいからTVシリーズをちょっとだけ見て欲しいです。そしたら、止まらなくなるから(笑)
波多野:いっぱいアニメは見てきたけど、印象にめっちゃ残ってるアニメ。なんか「ヤバイ」のひとことに尽きる(笑)。音楽も映像もストーリーも全部ヤバイです。

──オタク歴の長いおふたりから見ても相当な作品だと。
卯水
:久々に伝説級のアニメだと思います。歴史に残りますね。後ろに予定を入れず、大きめのタオルハンカチを持って劇場にいきたいと思ってます。
波多野:絵が綺麗なので万人受けするアニメだと思います。アニメ初心者でも気軽に見れて、でもどっぷりハマってしまうアニメ。超オススメです!

【プロフィール】
卯水咲流(うすいさりゅう)
1985年12月25日生まれ。2013年2月デビュー。身長169cm、B84・W59・H87
波多野結衣(はたのゆい)
1988年5月24日生まれ。2008年6月デビュー。身長163cm、B88・W59・H85

文=HOMINIS編集部

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