――そんな5人の歌を聴いた印象を聞かせてください。
島崎「もちろんみんな上手で素晴らしかったけど、トータルで思うのは、モノマネじゃなく、自分の個性を出してほしいなって。課題曲をもらうとどうしてもオリジナルを意識しちゃってモノマネっぽくなってしまったりするのよ。同じじゃなくていいから、自分の歌いやすいように歌うという感じでもいいし」
ミッツ「サブスクとかで最近の歌だけじゃなくて昭和の歌謡曲とかも聴けるし、今日も『感動系』と『昭和の名曲』と『激ムズ』という3つのカテゴリーになってるけど、昭和の曲もちゃんと聴き込んで歌ってくれてたなって。ちゃんとその時代の歌もこの子たちに響いてるのも分かりました。
――では最後に、それぞれ読者にメッセージをお願いします。
加藤「この番組を観てくれた方に私の歌の迫力が伝わったらいいなと思っています。注目して観てください」
熊本「3曲歌わせていただきました。Superflyの『Beautiful』は小2の時からずっと好きな曲で、後の葛城ユキさんの『ボヘミアン』とJUJUさんの『sign』は聴いたことがなかった曲なんですけど、何回も聴いて自分の気持ちを乗せられるようにとか、自分の声の乗せ方によって歌の雰囲気って変わるんだなって思ったので、いろいろ試して本番に臨みました。ぜひ注目して観ていただければと思います」
宇都宮「僕だけじゃなくてみんなも僕以上に頑張っていたので、全員の歌を聴いてもらいたいです」
島津「2曲目に歌った五輪真弓さんの『恋人よ』は、AメロとBメロの低音とか、表現とかにぜひ注目して観てもらえると嬉しいです」
尾田「私なりに一所懸命歌いました。みんなの歌もすごかったので、みんなの歌を聴いてもらいたいです」
――では、島崎さんとミッツさんからもメッセージをお願いします。
島崎「観てる人は『なんでこの人たち、いるんだろう?』って思いますよね」
ミッツ「まずはそう思うよね」
島崎「先に言っておきます。ごめんなさい(笑)。でも、歌は素晴らいし、楽しいのでぜひご覧ください。何回でも観れますよね。2回目あるのかな?」
ミッツ「全国にまだまだ歌うまキッズはいるから、まだまだ続くわよ」
島崎「これがシリーズ化して続いたら、この5人が初めての出場者ということで、ちょっと記念になりますから」
ミッツ「レジェンドになるね」
島崎「うん、私も勉強になりました」
ミッツ「新しい世代が、『昭和の名曲』とか、知らなかった曲を歌ってもちゃんと歌の魅力があるんだっていうのがむしろ分かったりしたし、本当に今の子供たちはすごいぞ!って。表現力だったり、スタイルもいいし。何食べてきたんだろう?って(笑)。それと、緊張したって言ってましたけど、カメラに慣れてるんですよね」
島崎「YouTubeとかTikTokとか、カメラとか動画とかに小さい頃から親しんでるから」
ミッツ「上手な中にも、子供ならではの"つたなさ"もあったりするんですけど、それはそれで子供らしくて可愛いかなって思いました。5人ともこれからが楽しみな存在なので、ぜひご覧いただいて、応援してあげてください」
取材・文=田中隆信
放送情報
がんばれ歌うまキッズ! 全力COVERS
放送日時:2022年2月27日(日)15:40~
チャンネル:映画・チャンネルNECO
※放送スケジュールは変更になる場合がございます
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