乃木坂46・林瑠奈が思う"ゴールデンコンビ"は梅澤美波×久保史緒里「似ているんだけど似ていない。だけど2人はつながってる」

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――距離感について、特にどんなところを意識したのでしょうか?

「私は前回と同じく進行を担当させていただいたのですが、特に第一弾は目の前で面白い即興コントが繰り広げられても、次の段取りや時間が気になって、なかなか感情が乗らず、進行に徹してしまいました。

千鳥さんと私はプレイヤー側ではないので、お客さんと同じ目線に立って、面白さや盛り上がりを純粋に感じ取れるはずなのに、私だけその立場を活かしきれなかったんです。そんな反省点があったため、今回は進行しつつも、面白いところは笑って、お客さんと一緒に盛り上がり、うまく感情を乗せながら楽しめたと思います。そこは前回と大きく違うところですね」

――そんな千鳥さんとの2度目のタッグでしたが、いかがでしたか?

「前回以上にチームワークを感じる瞬間が多くありました。ステージが終わるたび、MC横の席には敗退されたコンビ芸人さんがいらっしゃるのですが、その後のクロストークがかなり盛り上がるんです。そういったところを大悟さんやノブさんがうまく収束させつつ、いい盛り上がりのところで私にパスをくださり、次のステージに行く...みたいな瞬間があって。今回も、そのありがたさと心強さを感じて進行をしていました」

――「ゴールデンコンビ」で戦った8組の戦いぶりをご覧になって、どんな印象を持ちましたか?

「今年も芸歴の違うさまざまなタイプの芸人さんが出場されている印象を受けました。得意とされているジャンルもバラバラなので『このステージはめっちゃ刺さるだろうな』とか『逆にこのジャンルは想像がつかないな』など、ワクワクする戦いばかりでしたね。前回以上にどうなるのか分からず、予想の難しさも魅力に感じていました」

――この番組のためにコンビを組み、「即興の笑い」にチャレンジする芸人の皆さんについては、どんな思いがありますか?

「裏で準備をしてから挑むステージもあれば、その場で大喜利のように繰り広げられていくステージもあるのですが、そのときの雰囲気や盛り上がりで空気がガラッと変わってしまうんです。大悟さんが『いまのは惜しかったな〜』とおっしゃる瞬間があったように、そのコントを単体で見れば勝ち上がれたのに、全体の流れもあって惜敗されることもあって...。

即興の中でも、いかに波に乗るのかが大事らしく、皆さん裏では『ここは最初に出よう』、『ここは誰々が出たあとに出よう』など、出る順番も調整していらっしゃいました。この『始まってみないと分からない戦い』で駆け引きしながら笑いを生み出すのが本当にすごいし、尊敬の気持ちを持って拝見していましたね」

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