2018年10月の韓国デビューからわずか1カ月で参加した「2018 Asia Artist Awards」を皮切りに、「Mnet Asian Music Awards(以下、MAMA)」、今年5月に千葉・幕張メッセで行われた「KCON 2019 JAPAN」など、これまで大型イベントに相次いで出演してきたIZ*ONE。
その中でも、IZ*ONEを生んだオーディション番組「PRODUCE 48」を振り返るVTRが流れた2018年の「MAMA」のステージは、ファンからの評判も高く語り草になっているほど。例えば、宮脇咲良&イ・チェヨンの2ショットでのダンスシーンや、「PRODUCE 48」時代の課題曲「Rumor」を全員で踊る異例のパフォーマンスが盛り込まれた「2018 MAMA FAN'S CHOICE in JAPAN」や、デビュー曲「La Vie en Rose」の香港バージョンを初公開し、真っ赤なスカーフを用いたダンスパフォーマンスを繰り広げた「2018 MAMA in HONG KONG」は、特に必見のプログラムだ。
そうした大舞台で、BTS (防弾少年団)、TWICEら、錚々たる大物アーティストと肩を並べても、堂々としたパフォーマンスを見せてくれていたIZ*ONE。ここで、彼女たちの代表曲を"推しポイント"と共に振り返ってみたい。
■デビューアルバム『COLOR*IZ』のタイトル曲「La Vie en Rose」
「IZ*ONEの熱情で、あなたと私、そして私たち全てを"バラ色の人生"にしてあげる」という意味が込められたパッショナブルな曲。センターであるチャン・ウォニョンの長い手足を生かしたエレガントな振り付けに、ポイントで魅力ある表情を見せてくれる宮脇咲良、チョ・ユリのハスキーなボーカルなど、「PRODUCE 48」で露わになったメンバーそれぞれの魅力を惜しげもなく披露してくれた。コンサートではイ・チェヨンのダンスソロパートが追加されるなど、アレンジもされることが多いので非常に楽しみである。
■秋元康プロデュースの日本デビュー曲「好きと言わせたい」
アン・ユジン×矢吹奈子、キム・チェウォン×本田仁美らのハモリが美しいこの曲。AKBサウンドに、韓国人メンバーたちが歌う色気ある日本語歌詞、激しいダンスが加わり新鮮さが感じられる。また曲中の投げキスや、胸の前でハートを作る"ライクミーダンス"といった振り付けはもちろんだが、メンバーたちがウィンクをしてくれることもあり、一瞬たりとも見逃せない。
■最新アルバム『HEART*IZ』のタイトル曲「Violeta」
くるくると変わるフォーメーションダンスが持ち味の一曲。オスカー・ワイルド作の童話「幸せな王子」のストーリーを元にしているそうで、ツバメや優雅な花をイメージした振り付けも取り入れられている。クォン・ウンビのセクシーなダンスやPRODUCE 48以来のカン・ヘウォンの低音ラップも登場し見どころにあふれた曲となっている。
6月7日(金)からは、グループ初となる単独アジアツアー「IZ*ONE 1st CONCERT [EYES ON ME]」をスタートするほか、6月26日(水)には日本2ndシングル「Buenos Aires」もリリース予定のIZ*ONE。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いのIZ*ONE。エネルギーに満ちあふれた彼女たちのこれからのパフォーマンスに期待したい。
文=津金美雪
放送情報
2018 MAMA FANS' CHOICE in JAPAN
放送日時:2019年6月8日(土)22:00~
2018 MAMA in HONG KONG
放送日時:2019年6月16日(日)19:00~
チャンネル:100%ヒッツ!スペースシャワーTV プラス
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。
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