先日グループからの卒業を発表した、乃木坂46・白石麻衣がヒロインの松田美乃里を演じる映画「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」が2月21日(金)に公開。
同作品は、2018年に公開された映画「スマホを落としただけなのに」の続編で、前作の後日談を描く。白石は、謎の男に狙われる加賀谷の恋人を演じる。
ストーリーは、犯人が捕まったにも関わらず、若い女性の遺体が同じ殺人現場から次々と発見され、刑事・加賀谷(千葉雄大)は自らが逮捕した殺人鬼・浦野(成田凌)に捜査協力を依頼。そんな中、加賀谷は恋人の美乃里が何者かに狙われていることに気付き、事件は誰もが予想もしない急展開を見せる、というもの。
今回、白石にインタビューを行い、千葉さんの印象や自身のことについて語ってもらった。
【関連記事】乃木坂46・白石麻衣が語る"襲われるシーン"に込めた作品への思い
――撮影はいかがでしたか?
「続編から新たに参加させていただくので、『私が参加することで、何か新しく良い方向に変わったらいいな』という思いで撮影に臨みました。最初はすごく緊張していてクランクインの日はけっこうガチガチだったんですけど、千葉さんをはじめキャストの皆さんが優しくて、監督もすごくお茶目な方だったのですごく助けられました。皆さんがとても温かく迎え入れてくれて、現場も楽しくわいわいした現場でした」
――千葉さんとのお芝居はいかがでしたか?
「加賀谷と美乃里は3年間付き合っているという関係性だったので、加賀谷のあまりはっきりしない感じへの不満や、長年付き合ってきた中での美乃里なりの不満というものを念頭に置きながらも、千葉さんとお芝居を交わす中で感じ取れるものを大切に、深く考え過ぎないよう演じました」
――千葉さんの印象は?
「この映画で初めてご一緒したのですが、すごく真面目な方だなって思いました。テレビで拝見している中ではかわいらしいイメージが強かったんですけど、お芝居をしていても一緒にプロモーション活動をしていてもすごくしっかりまとめてくださって、抱いていたイメージとは違いました。男らしい一面がたくさん見られて頼もしかったです」
――美乃里と似ている部分は?
「けっこう真逆なタイプなのですが、物事に一生懸命に立ち向かう姿はちょっと似ている部分はあるのかなって思いますね。でも、私は強い部分があってもあまり表に出せないので、すごく憧れます」
――美乃里は煮え切らない加賀谷に「これで終わり」と別れの決断を突き付けますが、ご自身だと言えない?
「言えないです。あんなにはっきり言えたらすごいなって。でも、美乃里も言った後で(友人を前に)女の子らしい弱い部分が出ていたので、物事をはっきり言えるのはすごいなと思う反面、言い過ぎも良くないのかなって(笑)」
――加賀谷のような少し優柔不断なタイプの男性はどう思われますか?
「加賀谷さんは(恋人をちゃんと)守ってくれる素敵な男性ですけど、私ははっきりしている人がいいので、もうちょっとはっきり言ってくれる男性の方が好きですね(笑)」
――スマホを乗っ取られた美乃里が日常生活をのぞき見られるというシーンがありますが、私生活をのぞき見してみたい乃木坂46のメンバーは?
「齋藤飛鳥ですね。私生活が本当に見えないので。『仕事以外は何をしてるんだろう?』ってくらい、本当に謎なんですよ!『ちゃんとご飯とか食べているのかな』って思っちゃう(笑)。だから、ちょっとのぞき見してみたいです」
――バレンタインデーが間近に迫っていますが、毎年バレンタインデーはどのように過ごしていますか?
「乃木坂46は、チョコやお菓子を作る子は作ってきてみんなに配るという感じで、私も時間があったら作りますね。昨年はクッキーを作って何人かに配りました。みんな、おいしいって言ってくれました!料理が好きなので、作っている時間も嫌いじゃないんですよ。普段は煮込み料理をよく作ります」
――最後に、作品の見どころを教えてください!
「美乃里が加賀谷に『私を守ってね』と言うシーンは、2人の関係性がより強く見えるシーンでもあるので注目してほしいですね。あと、個人的に成田(凌)さん演じる浦野の狂気的な姿がすごく印象的なので、見どころだと思います」
文=原田健 撮影=中川容邦
出演情報
映画「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」
2月21日(金)公開
詳しくはこちら