乃木坂46が史上初の2会場同時開催で見せた"シンクロニシティ"

2日目は初日とは逆で、選抜メンバーが神宮、アンダーメンバーが秩父宮でスタート。神宮では冒頭から「裸足でSummer」「太陽ノック」、さらに「今、話したい誰かがいる」「気づいたら片想い」とヒットシングルを畳み掛ける。3期生は「思い出ファースト」「未来の答え」「三番目の風」を披露。西野七瀬と桜井玲香と若月佑美による「Rewindあの日」、白石麻衣のソロ曲「オフショアガール」などユニット曲&ソロ曲で個性を発揮し盛り上げる。
後半は「新しい世界」「風船は生きている」などアンダー曲をたっぷりと聴かせて、前日同様「君の名は希望」で本編が終了。アンコールでは「ロマンスのスタート」や「ロマンティックいか焼き」などを披露した。

3日目は初日と同じようにアンダーが神宮、選抜メンバーが秩父宮で始まった。齋藤飛鳥と堀未央奈による「あの教室」、生田絵梨花のロックなソロ曲「低体温のキス」、白石麻衣、高山一実、松村沙友理、衛藤美彩による「意外BREAK」など、この日のユニット曲もそれぞれ違った雰囲気で魅せてくれた。赤い衣装で情熱的に歌う「インフルエンサー」から始まった後半戦はシングル曲を連発し、この日も本編を「君の名は希望」で締めくくった。

この日のアンコールでは、選抜メンバーとアンダーメンバーがどちらの会場でパフォーマンスをするのかくじ引きで決められたが、アンダーが神宮、選抜が秩父宮という結果に。「ロマンスのスタート」「転がった鐘を鳴らせ!」を歌いながら全力疾走でステージにやってきたアンダーメンバーは「三角の空き地」(シングル「ジコチューで行こう!」のカップリング曲)を初披露。そして2会場がシンクロして「乃木坂の詩」でアンコールが終了。

これで3日目も終了かと思われたが、ビジョンに初日と2日目のダイジェストが映し出された後、齋藤飛鳥が「お前ら、これで終わりだと思っただろう!」と言って、選抜メンバーが神宮のステージに登場し、「ジコチューで行こう!」をパフォーマンス。さらに「ハウス!」「おいでシャンプー」も披露した。そして卒業を発表していた斎藤ちはると相楽伊織が最後のライブということで、秩父宮にいる2人からのメッセージがビジョンを通して神宮の会場にも届けられた。メンバーたちがステージから去った後もアンコールの声が止まず、メンバーが再登場して「ガールズルール」を披露し、熱かった3日間を締めくくった。

この公演から明治神宮球場での模様が3週に渡って合計約9時間半エムオン!にて全編放送される。初の試みとなった2会場同時開催、3日間で18万人を動員したシンクロニシティライブの熱狂と興奮をぜひ体感してもらいたい。

文=田中隆信

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放送情報

全編放送! M-ON! LIVE 乃木坂46
「乃木坂46 真夏の全国ツアー2018 ~6th YEAR BIRTHDAY LIVE~」
放送日時:<DAY1>2020年3月7日(土)17:30~ ほか
     <DAY2>2020年3月14日(土)17:30~ ほか
     <DAY3>2020年3月21日(土)17:30~ ほか
チャンネル:MUSIC ON! TV(エムオン!)
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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