宮脇咲良らIZ*ONE(アイズワン)メンバーの貴重な成長記録！そのひたむきさが尊すぎる...

昨年12月6日に開催されたアジア最大級の音楽授賞式「2020 Mnet ASIAN MUSIC AWARDS (MAMA)」(Mnetにて字幕版が1月29日、舞台裏を収めたスペシャル番組が1月31日放送)。MAMAの4大タイトル(「今年の歌賞（ソング・オブ・ザ・イヤー）」他)を独占したBTSに話題が集まった中で、これまでの約2年間の活動を振り返るスペシャルメドレーを披露していたのがIZ*ONE(アイズワン)だ。

デビュー曲「La Vie en Rose」から始まり、「Violeta」、「FIESTA」、「Secret Story of the Swan」とこれまでにリリースしたアルバムのタイトル曲で構成されたステージで、ラストには12月7日にリリースした4thミニアルバム『One-reeler / ACT IV』のタイトル曲「Panorama」を初お披露目。彼女たちのこれまでの成長がギュッと詰まったパフォーマンスに胸が熱くなったファンも多いはずだ。

まだどこかあどけなさが残る2018年のデビューからの2年間で急成長を遂げたIZ*ONE。そんな彼女たちの魅力が最大限発揮されるのは、12名編成ならではのフォーメーションを活かした華やかなライブパフォーマンスだろう。コロナ禍の今となっては、なかなか生の声に触れることは難しくなってしまったが、その臨場感は楽しむことができる。

Mnetでは、2月に「12人12色の素顔！IZ*ONE特集」として、彼女たちの素顔が見られる番組を大特集。その中でも一番注目したいのが、2月13日(土)にテレビ初放送されるIZ*ONE初のコンサートフィルム『EYES ON ME：THE MOVIE』だ。

2019年4月にリリースされた2ndミニアルバム『HEART*IZ』を引っ提げ、2019年6月に韓国・ソウルから始まったIZ*ONE初となるアジアツアー「EYES ON ME」。その最初の開催地・韓国公演に密着した『EYES ON ME：THE MOVIE』では、初公演の1ヶ月前からカメラを回し、公演用VTRの撮影やダンスレッスン、初公演に臨むにあたって不安な心境を吐露する姿...など真剣なメンバーたちの表情を捉える。

ツアーの目玉となる2グループに分かれて披露する「AYAYAYA」と「SO CURIOUS」では、それまでにないスピード感のある激しいダンスが目玉。初めての振り付けに困惑しながらも、「良いステージを作りたい！」と努力を惜しまない彼女たちの汗が美しい。

もちろん本番では、すべてを出し尽くすようなダイナミックなパフォーマンスを披露し、メンバーそれぞれが涙ながらにファンへの気持ちを口にする。これはアジアツアーという彼女たちの大仕事の一部を切り取っているものであるが、その中で垣間見える少女から大人へと成長していくメンバーたちの様子が尊くてならない。

アジアツアーの後も、昨年6月の3rdミニアルバム『Oneiric Diary (幻想日記)』リリース、9月の初オンラインコンサート『IZ*ONE ONLINE CONCERT [ONEIRIC THEATER]』開催、10月の日本1stアルバム『Twelve』リリースと、成長を止めることのないIZ*ONE。今回の特集では、最新アルバムのカムバックショー「IZ*ONE One-reeler Premiere 字幕版」(2月4日放送)もラインナップされている。

『EYES ON ME：THE MOVIE』は単なるコンサートまでの道のりを追ったフィルムではなく、彼女たちの努力する等身大の姿と魅力に迫る重要な記録であることを実感させられるに違いない。

文＝津金美雪

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