乃木坂46・清宮レイが「バカやったな」と思うエピソードを告白

――芝居に対する思いを教えてください。

「ドラマ『怪盗 山猫』('16年)を観てからすごく演技に興味を持って、その時から『いつかお芝居ができたらいいな』って思っていたんです。ただ、今回の舞台出演が決まってお芝居のレッスンを受けたのですが、自分の出来なさを目の当たりにしてお芝居の難しさを実感しています。いろいろ考え過ぎちゃって、せりふに感情がこもらなくなっちゃうんですよ...(泣)」

――演じる役柄の印象は?

「初めて細川さんとお会いしたのが1年くらい前だったのですが、その時に『どんな性格なのか』とか『アメリカに住んでいた時のエピソード』『生徒会長をしていたこと』などをお話しさせていただいたんです。それで今回、台本を読んだら、『(英語で話してください)』と書かれていたり学級委員の役だったりと、すごく私に当て書きしてくださってるなと感じました。ただ、自分と近いぶん、演じるのは難しいのかな、とも思います」

――この公演を通してどのように成長したいと思いますか?

「お芝居が上手になれたらなって。あとは、いつもすごく緊張してしまうタイプなので、『不安だけど、いけるぞ!』と思えるような度胸がつけばな、と思います」

――「大人計画」の皆さんとの共演ということで、清宮さんが大人になったらやってみたい"大人計画"を教えてください。

「大人になったらショートカットにしたいです!ショートカットの女性がすごく好きで、憧れているので。私も大人になったら顔つきも変わると思うし、今は『元気!』みたいなイメージを持っていただけてるんですけど、20歳になったら落ち着くと思いますし(笑)」

――細川さんが「自粛生活が続き、ストレスが溜まっています。せめて作品では、完全にバカなことだけを考えたいと思います」とコメントを寄せていますが、清宮さんがこれまでで「バカやったな」と思うエピソードは?

「地元にある人が居ない河川敷で、ハンドルから両手を離して自転車に乗りました!」

――いつ頃の話ですか?

「最近だと3カ月くらい前に1人で!何年か前から続けていたら、手を離したまま曲がれるようになったんですよ。すごくないですか!?(笑) 東京だと人が歩いているし、道が(段差などで)でこぼこしているからできないんですよね。でも...危ないからやっちゃいけないですよね...!」

――最後にファンの皆さん、来場されるお客様にメッセージをお願いします。

「私を観に来てくださる方には是非この作品を好きになってもらいたいですし、この作品を楽しみにされている方には『なんだ、あいつ』って思われないよう、共演者の皆さんの足を引っ張らないように死ぬ気で努力しますので、温かい目で見ていただけたらうれしいです」

文=原田健 撮影=中川容邦 ヘアメイク=森柳伊知 スタイリスト=鬼束香奈子

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舞台情報

舞台『3年B組皆川先生~2.5時幻目~』
6月17日(木)~7月4日(日)
東京・本多劇場

■作・演出
細川徹

■出演
皆川猿時、荒川良々、池津祥子、村杉蝉之介、近藤公園、上川周作
清宮レイ(乃木坂46)、早出明弘、本田ひでゆき(本田兄妹)

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