乃木坂46・伊藤理々杏が待ち望んだ舞台への思いを吐露「延期は涙が出たほど悔しかった」

――『リトル・ゾンビガール』で使われている曲で、伊藤さんが思い入れのある曲はありましたか?

「どの曲も本当に耳馴染みのある曲ですが、特に『手のひらを太陽』に『WAになっておどろう ~イレ アイエ~』は小さい頃からすごく聞いていたし、ふとした時に口ずさんでいました。なので、たくさんの方の前で歌うのはすごく不思議な感じですが、私や皆さんの日常に溶け込んでいた曲をミュージカルとして今のお子さんたちに届けられるのは良いことだと思うし、すごく楽しみです」

――『リトル・ゾンビガール』はどんな作品だと感じていますか?

「すごく明るくて楽しい舞台ですが、考えさせられる部分もたくさんあります。お子さんにはこれから成長する中で立ち止まってしまった時に、この作品を思い出してこうやって前に進めばよかったんだと背中を押してくれるような作品です。大人の皆さんには、日頃忘れていたキラキラした子供の時の感情を思い出していただきたいですね。物事を進める時にちょっと横着をしてしまうこともありますが、まっすぐ子供らしく向かっていくのも良いものだなって感じてもらえると思います」

――伊藤さんのファンの方はどのあたりに注目でしょうか?

「今回男の子役を演じるということで、普段とは全く違う私が見られると思いますので、その辺りを楽しんでいただけたらすごく嬉しいです」

――最後に今後挑戦してみたい役を教えてください。

「演じてみたい役はめちゃくちゃいっぱいありますが、強いて言うなら悪い役ですね(笑)。ショウ君も内気ではあるんですけど子供ゆえの明るさやパワフルな一面を持っているように、これまではそういう明るいイメージを持った役を演じること多かったです。なので逆にそういう部分が全くないちょっとダークな役やもっと卑屈な役とか、普段、私があんまり持たない感情を感じられる役はすごく演じてみたいです」

文=安藤康之 撮影=中川容邦

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放送情報

日生劇場 ファミリーフェスティヴァル 2022 NHKみんなのうたミュージカル
『リトル・ゾンビガール』
2022年8月20日(土)~28日(日)
※22日(月)、26日(金)は休演日
東京・日生劇場

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