――ライブ当日の裏話を教えてください。
近藤「セットの裏側ではけっこうバタバタしていましたね。一番印象に残っているのは、私は(小鳥遊)るいちゃんと同じ場所からステージに上がるということになっていたんですけど、るいちゃんが開演前の影ナレを担当していたのでギリギリまで待機場所にいなくて。本番直前の待機場所で影ナレ終わりに戻って来るるいちゃんを待ってる間、めちゃめちゃ不安だったことです」
小鳥遊「他のみんなは2、3人ずつで待機しているのに、ペアの私がいなかったからね」
近藤「セットの裏は暗いし、心細かったんです。『早く帰ってこないかな』ってそわそわして待っていたら...」
小鳥遊「影ナレが終わった後に、なぜかマイクをその場に置いてスタンバイに向かってしまって、途中でマイクを取りに引き返すという(笑)」
宇咲「あと、映像が流れている間に衣装替えがあって着替えないといけないんですけど、その数分間の間に1回楽屋に戻って上から下まで着替えて髪飾りも変えて、ダッシュでステージ裏に戻って幕が開くという流れだったのですが、その時に私が一番最初に戻ってきて、みんながいなかったんですよ!」
岸みゆ「間に合ってなかったんだよね(笑)」
宇咲「幕が開いちゃうのにみんないなくて『どうしよう』って思ったんですけど、幕が開きだしたのでとりあえず堂々とステージに出たんですけど、結局振り返ってみんなが付いて来ているのかを確認できないままで...。みんな間に合ってたの?」
岸「ギリギリ間に合ってない(笑)。映像にも残っていて、ちょっと確認できるよ」
水湊「私だけ初めて衣装にピアスが付いたんですけど、(着替えていると)ピアスを付ける時間がなくて、耳を出す側の片耳だけ付けて『(逆は)もう要りません!』って言ってめちゃくちゃ走りました」
池田「練習の時から宇咲の着替えがダントツで早くて!『同じ人間?』っていうくらいのスピードで着替えるんですよ」
水湊「あと、2着目の衣装に着替えた時にスカートの下に履くパニエを、さえ(近藤)とるいが履き間違えていて、私はいただいていたパニエのサイズが合わなくて、踊っている途中に3人ともパニエがまる見え...」
近藤「私は1着目の衣装の丈が長くて、2着目の方が短めなんですけど、1着目のパニエのまま2着目を着てしまったので、そもそもずっと見えたままの状態でした(笑)」
岸「だからあんなに見えてたんだ!(笑)」
小鳥遊「私は現場で(ハンガーに)掛かっていたから、今まで履いたことないパニエなのに『着なきゃ!』と思って、しっかり間違えて履いてた(笑)」
池田「このパニエの話は、副音声でしっかりイジらせてもらってます!」
水湊「(パニエが)ずり落ちまくって、みんな気にし過ぎて顔が焦りまくってた(笑)」
――8月14日(日)には大阪・Zepp Nambaでのワンマンライブが予定されていますが、意気込みをお願いします。
小鳥遊「関西でやるライブとしては、今までで過去最大の規模なので、私たち自身もすごく気合を入れて、『会場に来てくださる皆さんに楽しんでいただきたい』って思って何カ月も前からメンバーで打ち合わせをして、セトリも最初から最後まで全部私たちで決めさせていただきましたし、どんな映像を使って、どんな照明でどういう効果を出していただくかとかも全部私たちが決めさせていただきました。いつも来てくださる方にも初めて来てくださる方にも楽しんでもらえるライブにしたいなって思っています!あと、入場特典がついていて、運営さんもすごく思い出に残るような記念品を用意してくださっているので、来てくださった方にとって忘れられない日にしたいなと思って今準備しています」
池田「今回は夏をテーマにしていて、セトリにも夏曲をたっぷり盛り込んでいますので、今年の夏は私たちと一緒に最高の思い出を作りましょう!」
吉沢朱音「大阪・難波でのワンマンライブは3月から5カ月くらい経つので、3月を超えられる最高のライブができるように頑張って、関西の人も遠征してくれた人も『今日来て良かった』って思ってもらえるようなライブにできたらと思います!」
文=原田健 撮影=中川容邦
ライブ情報
#ババババンビ ZeppNamba 単独公演
2022年8月14日(日)
Zepp Namba
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