VTuber/バーチャルライバープロジェクト「にじさんじプロジェクト」で、「にじさんじSEEDs」1期生として2018年6月より活動している緑仙(りゅーしぇん)。本名は仙河緑という日本人ながら、中華風のファッションと名前で個性を発揮し、性別非公開ゆえにミステリアスさを増す圧倒的な歌唱力で人気のバーチャルライバーだ。そんな緑仙の初ライブ「緑仙 1st LIVE『Ryushen』」が、6月8日に神奈川県のKT Zepp Yokohamaにて開催された。
開場前アナウンスでは、初っぱなから噛んでしまうという可愛らしさを披露し、ライブ前から超満員の観客を和ませる緑仙。今回のライブ用に描き下ろされたキービジュアルと、1st Album「It'sLie」に収録の「イツライ」「君になりたいから」のコミカライズをコラージュしたオープニングムービーが終わると、ステージに姿を現した緑仙は、生バンドの演奏と共に「藍ヨリ青ク」をダンスを交えてパフォーマンス。
続く「紋白蝶 feat.石原慎也(Saucy Dog)」では、いつも一緒のパンダのぬいぐるみもステージに登場し、緊張が解けたのか、さらにのびやかさを増した豊かな歌声で会場を満たしていく。間奏では白い椅子に座り、パンダを笑顔で抱きしめるなど、リラックスした素顔をみせた後は、ヘッドマイクを装着し、「ロウワー」で本格的なダンスを披露。ピンスポットが当たり、影も一緒に緑仙と踊るなど、まさに「そこにいる」としか思えない演出に、会場やオンライン配信の視聴者は、一気にヒートアップした。さらに「殺屋中毒」では、予告なしで新しい髪型にベレー帽、白のショートジャケットに片足だけショートパンツなボトムスといった新衣装で登場した緑仙。会場から大きな歓声が上がるなか、ダンサーを迎えてクール＆セクシーな魅力を振りまいた。
「新緑の緑に、ベガルタ仙台の仙と書いて緑仙です！」という、ファンにはおなじみのあいさつで、この日初めてのMCがスタート。「初配信から5周年を迎えた記念すべき日に、たくさんの人の前でステージに立たせていただけることを本当にうれしく思います」と一礼してから、新衣装を紹介。「踊ることを頑張るぞ、という決意表明のため、結構前からコツコツと用意していた」という新衣装は、腰で揺れるアクセサリに加え、ちょっとだけ色味が変わっているブルーグリーンのヘアカラー、そして赤のアイシャドウというビジュアルの変化もポイントだ。
放送情報
緑仙 1st LIVE『Ryushen』
https://www.nijisanji.jp/events/ryushen_1stlive/
