4人での久々に歌声を合わせた感想について大山が「いつもは緊張するんですけど、この4人でいると安心感があるんですよ」とメンバーへの信頼を明かした一方で、東は「ハーモニーって難しいんです。一音一音、これがこうでって...。でも合わせるじゃないですか。気持ちいいんですよね」と苦労を挟みつつも、そのやりがいを口にした。
その後は邦楽・洋楽の名曲を立て続けに披露していき、ベン・E・キングの「Stand By Me」ではそれまでハモリを担当していた藤岡、東、大山の3人もメロディーラインを歌うと、最後のサビではバンドの演奏が止む中、4人のアカペラの完璧なハーモニーで会場を魅了した。
坂本九の「明日があるさ」で楽しげな表情と歌声で会場を盛り上げれば、ちあきなおみの「黄昏のビギン」では中川を中心とする繊細なボーカルでしっとりと聴かせ、さらにアース・ウィンド・アンド・ファイアーの「September」では体を揺らしながらパワフルな歌声を響かせ、表現力の多彩さをアピールした。
派手なジャケットスタイルへと衣装をチェンジして迎えた後半戦。藤岡のヤンチャな言動を3人がイジるという仲睦まじい一幕も飛び出す中、SEKAI NO OWARIの「Habit」ではサビのダンスを完コピし、アンコールで披露したビートルズの「Yesterday」では藤岡のギターの弾き語りに乗せてのハーモニーを紡ぎ...と、見どころ満載のステージを繰り広げた。
JBBの今後について、中野サンプラザが建て替えとなりアリーナとして再オープン予定の6年後へのコンサートの意欲を燃やした4人。最後にSMAPの「夜空ノムコウ」で特別な一夜を締めくくった。
文=HOMINIS編集部
放送情報
JBB コンサート 2023
放送日時:2023年7月29日(土)19:00~
チャンネル:日テレプラス ドラマ・アニメ・音楽ライブ
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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