相田翔子が○○とWink復活!?女性だらけのロックフェス!

女性ミュージシャンによるロック・フェスティバル「NAONのYAON 2018」が4月29日、東京・日比谷野外大音楽堂で開催された。通算13回目となる今回のテーマは"80年代アイドル"。1980年代のバンドブームを牽引した女性バンドSHOW-YAを筆頭に人気女性アーティストが続々と登場し、熱狂の渦に包まれた前半戦の模様をレポートする。

「NAONのYAON 2018」は、途中、10分間の休憩を挟む2部構成での開催。

各ミュージシャンは自身のヒットソングや、テーマの"80年代アイドル"に沿って80年代アイドルソングを披露する構成になっている。また、SHOW-YAのボーカル寺田恵子と出演ミュージシャンによるこの日限りのコラボも見逃せないポイントだ。

開演時間の15時。ステージにSHOW-YAが姿を現し、寺田の「ここに帰ってきたぞ!」の絶叫とともにSHOW-YAのヒット曲「私は嵐」でイベントは幕を開けた。前半戦は若手アーティストを中心に構成され、Gacharic Spin、GIRLFRIEND、おかまりん&稚菜、DOLL$BOXX、Mary's Blood、STARMARIEの順に登場し、演奏していく。

そして前半戦のトリを飾ったのは、Winkでデビューして今年で30周年を迎えた相田翔子だ。

ステージに登場した相田が「今日はWinkの歌を思いっきり歌いたいと思うんですが、Winkの曲を歌うには相方が必要です」と述べると何かを察した会場のボルテージが急上昇。寺田が登場すると会場には割れんばかりの大歓声に包まれた。登場するなり、「良いWinkと悪いWinkです」と会場の笑いを誘った寺田が続けて「ふつつかなダンスですがよろしくお願いします」と述べると、相田も「見てのお楽しみですが、恵子さん、振りを完璧にマスターしてくれています」とコメント。寺田が「ハードルを上げないでよ」と困惑した様子を見せつつ、コラボがスタートした。

今回選ばれたのは、相田が挨拶代わりと語った「淋しい熱帯魚」、寺田のリクエストという「Sexy Music」、Wink最大のヒット曲「愛が止まらない」の3曲だ。「毎晩、夜中に自宅で踊りを一生懸命練習していたら、ずっと前の家の人に見られていた」と苦笑いを浮かべた寺田だが、相田も語ったように完璧にマスターした振り付けを披露し、会場を沸かせた。

演奏を終えて休憩中に行われたトークでは、寺田が「2人とも女子プロレスラーになりたかった」という意外な共通点を暴露する一幕も。最後に「まだ夢を見ているみたい」とコラボを振り返った相田に対して、「せっかく夜な夜な振りを覚えたのでこれを1回こっきりにしたくないなという思いがあります」とサプライズ発言。これにはファンも大喜びだった。

そして舞台はフィナーレに向かうにつれて盛り上がりが加速する後半戦へと続いていった。

なお、「NAONのYAON 2018」の模様は、6月10日(日)17時より歌謡ポップスチャンネルでの放送が決定している。寺田と相田が魅せるパフォーマンスをはじめ、後半戦に登場する椿鬼奴&金星ダイヤモンド、早見優、中村あゆみ、相川七瀬、小柳ゆき、SHOW-YAらの圧巻のステージも必見だ。

文=安藤康之

この記事の全ての画像を見る

放送情報

NAONのYAON 2018

放送日時:2018年6月10日(日)17:00~

チャンネル:歌謡ポップスチャンネル

※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

詳しくはこちら

キャンペーンバナー

関連記事

記事の画像

関連人物