
3人のMCは長さ的には今日一番の長さ。しかし、仲睦まじいやり取りは時間を忘れさせる魔力がある。曲の表現力では低音から高音まで振り切っていた加賀美が少し振り回されるようなポジションになるのも微笑ましい。
最後の曲、「THE OPEN WORLD」では加賀美たっての希望で「ウォール・オブ・ハイタッチ」を実施。ロックの文化で伝統的な「ウォール・オブ・デス」から着想を得た、この企画。自身が憧れてきたバンドと同じ光景をみれた加賀美は何度も「わがまま、すみません!」という言葉を繰り返しながらも、本当にとても嬉しそうだった。そして会場に誰も「わがまま」だと思ったファンはいないだろう。言われなくともやりたくなるくらい加賀美の歌声は説得力があるのだから。

アンコールでも熱量は収まらない。「決闘」で歌声によって切られた火蓋に呼応するかのようにファンたちの力強い拳が会場中で突きあがる。
フィギュアの製作も発表され盛り上がる会場だが、熱狂的な歓声をみせたのが新曲の発表。
「間隙の座標」というこの曲は、加賀美が「痛いとこを突かれた」というほど歌詞から滲み出る想いがある曲。シンガーソングライターの高橋優に提供してもらった同曲を加賀美は丁寧に慈愛に満ちて歌い上げる。

激動の時間は本当にあっという間。22曲もやったと信じられないほど、熱気は冷めず、加賀美の喉も万全。だが、「次の曲にすべてをこめさせてください。これからも私は続いていきます。みんなも続いていきます。これからも私と歩んでください。」シンプルながらも未来を約束してれる、なんと安心感のある言葉だろうか。
そうしてラストソング「WITHIN」。は高らかに鳴り響く。「わたしの音を否定させない」その言葉通り、歌声にアイデンティティが乗り移る。圧巻のライブは1度ではないと彼は約束してくれた。また会うその日まで、私たちも進み続けよう。
文=田中諒
⒞ANYCOLOR, Inc.
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