個性派ぞろいのダンス＆ボーカルグループDa-iCEがメモリアルイヤーを爆走中！

来年1月でメジャーデビュー5周年を迎える5人組ダンス＆ボーカルグループのDa-iCE。2017年に初の武道館&アリーナ公演を成功させた勢いそのままに2018年も突っ走る彼らの魅力に迫る。

2011年、渋谷VUENOSでの初ライブを皮切りに活動をスタートさせたDa-iCE。

花村想太と大野雄大の4オクターブツインボーカル、工藤大輝、岩岡徹、和田颯のダンスパフォーマンスで早くから注目を集め、2013年には「Splash」「I'll be back」がインディーズアーティストとしては異例となる2作続けてレコチョク 総合デイリーチャートで1位を獲得。その実績を引っさげて、2014年「SHOUT IT OUT」でメジャーデビューを果たした。

ハイレベルなパフォーマンスもさることながら、デビュー時に名付けられた"顔面偏差値75"というセンセーショナルなキャッチコピーも印象的だ。だが彼らの端正な顔立ちを見れば納得してしまう人も多いのではないだろうか。

そんなDa-iCEではあるが、メンバー1人ひとりを見渡すとなかなかの個性派ぞろいであることがわかる。グループのリーダー兼パフォーマーの工藤は、アパレル勤務の経験がありファッション通。と、同時にアイドルヲタクとしても知られている。それも、時にはペンライトやサイリウムを持ってライブに訪れることもあるという本物で、ブログではファンの質問に対して「僕は結婚しても、むしろ死ぬまで(ヲタクを)辞めません」と宣言しているほどだ。

同じくパフォーマーの岩岡は、メンバーで唯一、社会人&語学留学の経験を持つDa-iCEきっての頭脳派。そんな彼は香水マニアという一面を持ち、自身のみならずメンバーにも影響を与えているという。今年3月には岩岡プロデュースのヘア＆ボディミスト、ハンド＆ネイルクリーム「Diario」が発売開始。香水マニアの彼がこだわり抜いた6通りの香りが楽しめるという。

グループ最年少の和田は、12歳の時にavex audition 2006に合格しており、ダンス歴はグループでも最長。そのダンススキルを生かし、Hayate(Da-iCE)としてイベントに参加している。一方で、俳優活動も積極的に行っており、多くのドラマに出演するなど活動の幅を広げている。今後は、音楽活動のほか、様々な場面で活躍する彼の姿が見られるようになるかもしれない。また、自身のSNSにはオフショットも満載。キュートな表情にメロメロになるファンも多いとか。

男性では珍しい4オクターブという広い音域を持つ花村。ファンを魅了する特徴的なボーカルは、舞台でも高い評価を受けているようで、これまでに「ちるらん 新撰組鎮魂歌」(2017年)、「駆けはやぶさ ひと大和」(2018年)で主演を務めている。また、4月にスタートした初のソロ冠ラジオ番組「Da-iCE花村想太のa-i'm from HYOGO」では、出身地である兵庫県をPRするなど、地元愛に溢れる側面を覗かせている。

Da-iCEの名付け親でもあるボーカルの大野は、avex artist academyの受講生で結成されたアカペラグループ、腹筋学園のメンバーとしてテレビ番組に出演した過去を持つ。絶大な歌唱力とMC中に見せる天然キャラとのギャップでファンを魅了している。釣りが趣味という大野は、所属事務所の有志メンバーとともに釣り部を結成。料理の腕もかなりのもので、釣り上げた魚は自ら捌くなど料理男子の顔も併せ持つなど、意外性という意味ではメンバー随一かもしれない。

8月8日(水)にはこれまでの集大成ともいえる4thアルバム『BET』をリリースするDa-iCE。エムオン!では、このアルバムの発売を記念して「Da-iCE HALL TOUR 2016 -PHASE 5- FINAL in 日本武道館」の模様を同日に独占放送する。彼らがついにたどり着いた悲願の日本武道館公演で見せた全力のパフォーマンスをぜひとも目撃してほしい。

文＝安藤康之

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