独特の世界観を貫く旬なロックバンド、RADWIMPSのライブを目撃せよ!

軽快でスピーディなサウンドに、時を超える熱い思いを乗せた名曲「前前前世」。映画『君の名は。』の主題歌に使われ、映画同様に大ヒットしたことは記憶に新しい。

同曲は4人組のロックバンドRADWIMPSによって作られたもの。この曲で初めて彼らの曲を聞いた方もいるのではないだろうか。いったいRADWIMPSとはどんなバンドなのか、見ていくことにしよう。

高校時代に賞を取りデビューした実力派

バンドは2001年、フロントマンの野田洋次郎をはじめ、メンバーが高校生の時に結成された。2002年に「YOKOHAMA HIGHSCHOOL MUSIC FESTIVAL 2002」に出場し、見事グランプリを受賞する。高校の頃から早くも頭角を現し始めたというわけだ。

2003年には1stアルバム『RADWIMPS』をリリースし、翌年には全国13カ所を回るツアーを行うなど精力的に活動する。この時メンバーはまだ10代だが、凄まじい勢いでファンを増やし、一流ミュージシャンへの階段を駆け上がっていく。

2011年にはNHKサッカー放送のテーマソングに「君と羊と青」が使われるなど、タイアップでも知名度は上がっていった。そして先に紹介した映画『君の名は。』に関連して、2016年に第58回日本レコード大賞・特別賞を、翌年には日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞する。

曲調にこだわらず、独特の世界観を作り出すのがRADWIMPS流

RADWIMPSの魅力としてまず挙げられるのが、歌詞の深さだ。作詞を担当している野田の独特の世界観、生死観がそこに込められているだけでなく、巧みな言葉遣い、言葉遊びにハッとさせられる。

例えば「マニフェスト」という曲は、題名だけ聞くとおカタい印象を受けるが、「僕が総理大臣になったら」ときて、「君の誕生日を祝日にしよう」と続く、独特の世界観を持つラブソングだ。

曲調も様々で、激しいロックもあればどこか懐かしいフォークっぽい曲、ピアノ主体の曲、リズムの強いラップと、ジャンルを選ばない。歌詞と曲が融合し、一つの世界が形作られる。だから彼らの曲は自然と心に入ってくる。RADWIMPSの名を日本中に知らしめた「前前前世」も、熱い想いを勢いのあるロックに乗せていて、聴く者の心に深く突き刺さる曲となった。

RADWIMPSは今年6月に全国ツアー「Road to Catharsis Tour 2018」を行い、7月~8月にはアジア8都市を回るバンド史上最大規模の海外ツアーを行う。これからますます彼らは活躍の舞台を広げていくことだろう。

そんな彼らライブ映像を集めた「RADWIMPS LIVE SELECTION」が8月18日(土)に放送。また「3か月連続!RADWIMPS特集!」内では、9月に最新ツアー「Road to Catharsis Tour 2018」の模様を放送予定だ。高校時代から今日まで、我が道を歩み続けてきた彼らの"過去"と"今"を、しっかりと目に焼き付けてほしい。

文=堀慎二郎

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放送情報

RADWIMPS LIVE SELECTION

放送日時:2018年8月18日(土)23:00~

チャンネル:音楽・ライブ! スペースシャワーTV


※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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