ORANGE RANGEが明かすそれぞれの"Family"への思い

12月3日(月)放送の音楽番組「FULL CHORUS～音楽は、フルコーラス～」にORANGE RANGEが登場。

同番組は、「作った楽曲を最初から最後まで聞いて欲しい」「新曲をなるべく多くの人たちに聞いて欲しい」というアーティストの願いを叶える純真な音楽番組。アーティストによるライブさながらの熱い"フルコーラス"パフォーマンスはもちろん、MCのベッキーとハマ・オカモトによって掘り下げられるアーティストの知られざる一面は必見。

12月3日(月)の放送では、ORANGE RANGEが「Ryukyu Wind」と「Family」を披露するほか、つばきファクトリー、竹澤汀が出演する。

今回、ORANGE RANGEに"フルコーラス"パフォーマンスの感想や、メンバーそれぞれの"Family"にまつわる思いについて語ってもらった。

トークではORANGE RANGEの歴史を振り返る部分もありましたが？

RYO「思い出されることがたくさんありました。結成時の頃の話などはなかなか話す機会がないので、逆に発見する部分もあってすごく楽しい収録でした」

YAMATO「ベッキーさん、ハマ・オカモトさんに引っ張ってもらって、『音楽番組ってこういう感じだったよね』と感じられてとてもよかったです」

NHK「みんなのうた」に書き下ろした新曲「Family」はどのような曲ですか？

RYO「沖縄を感じやすいんじゃないかなと思います。音作りや歌詞にもそういうところを意識しながら作りましたので、聴いてくださる方にも感じていただけたらと思っています。歌詞には僕たちがリアルに感じたことを等身大で反映していますので、共感していただける部分があるんじゃないかなと思います」

HIROKI「全国でもライブをさせていただいているのですが、"帰る場所がある"という強みだったり、故郷への思いや『地に足つけて活動していきたい』という思いが年々強くなりました。そんな気持ちから『自分の身近にいる大切な人だったり、自分が生まれ育った場所というものを大事にしていきたい』というテーマでこの曲を作りました。聴いてくれた方がそれぞれの主観で感じていただければと思います」

テレビでの"フルコーラス"パフォーマンスについては？

RYO「本当にすばらしいと思います！フルコーラスで曲を披露させていただける場所があるというのは本当にありがたいですね。ライブに来られない方にもフルコーラスで聴いていただけるのはうれしいです」

皆さんの"Family"(=大切に思う人)への思いを教えてください。

HIROKI「飼っている犬が10歳近くになってそろそろ寿命が近いのですが、できるだけ長生きしてほしいなって思っています。彼のためにも頑張らないとなって。人だけじゃなく犬にも届いてほしいという思いで音楽やってます！(笑)」

YOH「生まれてから人は1人で生きられないですし、誰かしらと支え合いながら人生を歩みますよね。そんな中でも、家族というのは苦しみや悲しみまでも共有できる数少ない存在であるべきだと思います。たまにはケンカもするけど、一緒に居られる時間は永遠じゃない。だからこそ、意味のある毎日を送れたらと思っています」

YAMATO「結成17年で家族以上に一緒にいるメンバーはまさに"Family"ですね。この5人だからこそ、そして周りの方がいるからこそ今の自分があると思うので、改めて良い環境に恵まれて自分はぜいたくだなって思います」

NAOTO「やっぱりメンバーって家族だなって思います」

HIROKI「(YAMATOのコメントを)取るな、取るな、すぐ！ (笑)」

NAOTO「この場を借りて(メンバーに)言いたいと思います。今後もよろしくお願いします」

YAMATO「他の環境で言って！なんで取材の場で、『今後もよろしくお願いします』って(笑)」

RYO「さまざまな"Family"があると思いますが、誰に対しても自分の素直な気持ちを伝えることが大事だなと。そのためには自分についてよく考え、自己分析が大切だなって最近よく思いますね。そういうことを考える年代になったのかな(笑)」

2018年はどんな年でしたか？

RYO「毎年ライブはやっているのですが、いつにも増してライブをやった年でした。すごく(活動的にもライブの反響においても)手応えのある1年でしたね」

来年以降の展望を教えてください！

RYO「ライブはもちろん、さまざまな活動ですごく刺激を受けて学ぶことがたくさんあり、そういったものが次の作品の中にエッセンスとして入って来るので、(これから生まれる作品は)自分たちも楽しみなんです。だから、『こうしよう』『ああしよう』というのは決めず、これからも自然と生まれてくるものに新しいORANGE RANGEをのせるということだけを意識して音楽活動を続けていきたいですね」

最後に視聴者の方にメッセージをお願いします！

RYO「あまりトークは慣れていないので見ている方をハラハラさせてしまうかもしれないですが(笑)、ほんわかした気持ちで見ていただけたらと思います」

文＝原田健　撮影＝皆藤健治

この記事の全ての画像を見る