ミュージシャン・福山雅治。多くの人を惹きつける、その魅力とは

ミュージシャン、俳優として大活躍している福山雅治。俳優としては、NHK大河ドラマ「龍馬伝」や「ガリレオ」(フジテレビ系)などの代表作はもちろんのこと、2019年もテレビドラマ「集団左遷!!」(TBS系)や映画『マチネの終わりに』に出演している。
そして、ミュージシャンとしては、2020年にデビュー30周年という節目の年を迎える。そんな彼の老若男女を問わず多くの人を魅了するミュージシャンとしての魅力に迫る。

■時代とファンに愛されるミュージシャン

福山雅治

1990年の「追憶の雨の中」でシンガーソングライターとしてデビューした福山雅治。テレビドラマ「ひとつ屋根の下」(フジテレビ系)などへの出演で俳優としての評価も上昇中の1993年、同年6月に発表した「MELODY」で第44回紅白歌合戦に初出場。翌1994年に自身初のミリオンセラーを達成した「IT'S ONLY LOVE」は缶コーヒーのCMソングに採用されており、「愛だけは忘れたはずさ」のワンフレーズを耳にすれば、当時を思い出す人も多いのではないだろうか。

その後も、自身が主演するドラマの主題歌に初めて選ばれた「Heart」(1998年)、累計229.9万枚のビッグセールスを記録した「桜坂」(2000年)、オリコン登場回数82回のロングヒットとなった「家族になろうよ」(2011年)などなど、彼のヒット曲を挙げていけばとても十指では数えきれない。

長年ミュージックシーンで愛され続ける福山だが、これはフレーズやメロディーで多くの人の心を掴む感性を持ち合わせているからこそ。この点は俳優やカメラマンなど幅広い分野で活躍していることにも通ずるのだろう。

■熱狂の年末ビッグイベントを今年も開催!

デビュー以来、精力的なライブ活動を行い、日本のみならず海外公演も成功させてきた福山。特に1998年にスタートした「福山☆冬の大感謝祭」は、ファンにとって欠かすことのできない年末の風物詩といえるビッグイベントにまで昇華した。

中でも2014年の大感謝祭から始まった一夜限りの男性限定ライブ「野郎夜(やろうや)」は、毎回1万人を超える野郎ども(男性ファン)を魅了している。女性ファンの多い福山にとって女性厳禁の異例ともいえる試みだが、いつもより自由奔放さを増すMCと男性向けナンバー中心で構成されるセットリストは男性限定ライブならでは。ネットニュースなどでもトピックスとして取り上げられるなど、もはや福山ファンの枠を飛び越えた一大イベントになっている。

今年も12月21日(土)から31日(火)にかけてパシフィコ横浜展示ホールにて「福山☆冬の大感謝祭 其の十九」の開催が決定した。もちろん、6回目を数える「野郎夜」もスケジュールに組み込まれており、開催は22日(日)に予定されている。日本音楽界のトップランナーとして、令和最初の年末を盛り上げてくれるに違いない。

文=安藤康之

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放送情報

生中継!福山☆冬の大感謝祭 其の十九
放送日時:2019年12月31日(火)21:30~
チャンネル:WOWOWプライム
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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