"楽器を持たないパンクバンド"BiSHが2019年12月に東京・六本木で3日間にわたって行われた音楽フェス「METROCK ZERO 2019」に出演。
同フェスは、毎年5月に開催される野外ロックフェス「METROCK」の番外編として2015年に初開催され、2017年の3回目から約2年ぶりに行われた。初日に登場したBiSHのほか、感覚ピエロ、キュウソネコカミ、BLUE ENCOUNT、雨のパレードなど、ライブシーンで活躍する人気バンドたちが集結。同ライブの模様が、バックヤードでのインタビューも合わせて2月15日(土)にテレ朝チャンネル1で放送される。
「METROCK ZERO」初出演となるBiSHは、トップバッターとして登場。本番直前には、セントチヒロ・チッチが「BiSH初めての『METROCK ZERO』!初日の1発目ということで、トップバッターでガンガンぶっ飛ばしていきたいと思っております。頑張ります!」と意気込みを語り、メンバー全員で気合を入れてステージへ。
ライブでは1曲目の「遂に死」の後、ハシヤスメ・アツコが「メトロック・ゼロ~!最高の夜にしようぜー!」と絶叫して、2曲目の「GiANT KiLLERS」へ。曲中には、アユニ・Dが「端から端まで、もっと声出せますかっ!?」とフロアを煽り、BiSHならではの"ライブの一体感"に拍車を掛けていた。
メンバーの熱いパフォーマンスに刺激されフロアのボルテージも最高潮に達する中、「OTNK」では、チッチがステージ上からフロアにダイブ。前列の観客たちはチッチを支えながら一斉に手を高く挙げ、メンバーたちと共鳴。
続けて「NON TiE-UP」「ぴらぴろ」を歌唱後、チッチが「メトロック・ゼロにお越しの皆さん、はじめまして。今日はBiSHと踊って歌って、今日一日を忘れられない日にしましょう!」と呼びかけ、「beautifulさ」へ。
アップテンポの曲が続く中、壮大なバラード曲の「リズム」が披露されると、メンバーの繊細かつ力強い歌声に観客たちもうっとり。切なくも心に強く訴えかける楽曲に、心を揺さぶられていた。
ライブ終盤にはBiSHの代表曲でもある「オーケストラ」。イントロが流れるやいなや客席から歓声が上がった。そしてラストはアンセム「BiSH-星が瞬く夜に」を。曲中、モモコグミカンパニーが「メトロック・ゼロ、最後まで付いて来いよ~!」、アツコが「EXシアター六本木、今日はみんなありがとう~!ひとつになろうぜー!」と、メンバーそれぞれが全力で観客を盛り上げ、トップバッターとして最高のステージを作り上げた。
文=原田健
放送情報
METROCK ZERO 2019
放送日時:2020年2月15日(土)15:00~
チャンネル:テレ朝チャンネル1 ドラマ・バラエティ・アニメ
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。
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