山内惠介、20周年記念リサイタルで辿る"演歌界の貴公子"のヒストリー

20周年記念シングル「残照」がロングランヒットを記録し、『20th Anniversary Complete Box』も発売中の山内惠介。演歌界の貴公子・山内が念願だった日本武道館で11月6日に開催した「山内惠介デビュー20周年記念!日本武道館リサイタル・ファイナル」の模様が12月19日(土)にTBSチャンネル1にて放送される。

デビュー20周年リサイタルのファイナルとなるこの公演は、コロナ禍の影響でソーシャルディスタンスを守るため客数を制限して行われたため、見たくても足を運べなかったファンもいるはず。特別な衣装でデビュー曲から最新曲まで披露し、順風満帆ではなかったという歌手人生を振り返る場面もあったリサイタルの見どころは?

■アニバーサリー仕様の衣装で語ったファンと恩師への感謝の想い

胸元に新曲のタイトル、背中に「20」の文字が描かれた真っ白なジャケットで登場し、記念シングル「残照」を歌った山内惠介。MCでは歌手生活20周年を迎えられたことに感謝の気持ちを表し、コロナでコンサートツアーが中止になった日々について「会えない時間を誰が助けてくださったかというと、やっぱりファンの皆さまでして、ここまで乗り越えて今日の日を迎えることができました。重ねて御礼申し上げます」と挨拶した。

2001年のデビュー曲「霧情」を始めとするシングル曲すべてを歌うなど、アニバーサリーイヤーにふさわしいセットリスト。TVになかなか出られず悩んでいた時代に恩師の作曲家である水森英夫氏に愛のあるアドバイスをされた思い出、「NHK紅白歌合戦」にまつわるトークなど、20周年らしいエピソードとともに紅白で歌った曲も披露された。

■クリスマスソングや尊敬する美空ひばりの曲も歌唱

他にも、歌手になる前から敬愛している美空ひばりの代表曲の1つ「悲しい酒」をガットギターとマンドリンをバックに歌い上げたり、ポップス曲に初挑戦したクリスマスソング「神様の贈り物」を披露したりと、見どころ満載。25周年、30周年を迎えられるように頑張って歌いたいと力強く宣言した。

涼しげな笑顔と秘めたガッツでいくつもの壁を乗り越えてきた演歌界の貴公子のヒストリーが垣間見えるリサイタルとなった。

文=山本弘子

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放送情報

山内惠介デビュー20周年記念!日本武道館リサイタル・ファイナル
放送日時:2020年12月19日(土)18:00~
チャンネル:TBSチャンネル1 最新ドラマ・音楽・映画
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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