今の音楽シーンにおいて要注目のアーティストと言えるのがSKY-HIだ。2005年に男女混合パフォーマンスグループAAA(トリプル・エー)のメンバーとしてデビューし、ラップパートを主に担当し、歌詞も手がけるなど、才能を発揮してきた。
グループの活動と並行して"SKY-HI"名義での活動もスタートさせ、2013年にはシングル「愛ブルーム/RULE」でメジャーデビューを果たしている。そのスキルの高さ、表現力の豊かさ、そして行動力などによって、SKY-HIは確固たるポジションを確立した。
■オーディション「THE FIRST」を主宰
そんなSKY-HIがさらに活動の幅を広げたのが2020年9月。"才能を殺さないために"をスローガンに、マネージメント&レーベルの新会社BMSGを設立し、代表取締役CEOに就任した。
私財1億円以上を投じて開催したボーイズグループ発掘オーディション「THE FIRST」は、"クリエイティブファースト、クオリティファースト、アーティシズムファースト"を審査の基準として、世界を舞台に活躍できる逸材を見つけるべく今年スタートした。そして8月13日、オーディションを勝ち抜いた7人、SOTA、SHUNTO、MANATO、RYUHEI、JUNON、RYOKI、LEOによる"BE:FIRST"が誕生。夢を追う若者たちによる本気のぶつかり合いによってそれぞれが力を伸ばし、より輝く宝石へと変身していった。
さらに、9月23日に「THE FIRSTから羽ばたく皆にもう1億円をかけたい!」とクラウドファンディングをスタートさせたが、開始わずか35分で目標の1億円に到達。これはSKY-HIが自身の理念や美学をもって、音楽やアーティストと向き合ってきたことを、多くの人が見てきたからこそ成し遂げることができたと言える。プレデビューシングル「Shining One」が好調なBE:FIRSTだけに、11月3日発売のデビューシングル「Gifted.」にも期待が高まる。
■ニューアルバム『八面六臂』を発売
もちろん、SKY-HI自身のアーティスト活動も精力的に行なっている。10月27日にリリースする約3年ぶりのオリジナルアルバム『八面六臂』は、"多方面で際立った活躍をする"とか"ひとりで何人分もの活躍をする"という意味があるが、まさにSKY-HIそのものを表した言葉。SUNNY BOYプロデュースの「Mr.Psycho」、SOURCEKEYプロデュースの「仕合わせ feat. Kan Sano」、KMプロデュースの「Dive To World feat. Takuya Yamanaka(THE ORAL CIGARETTES)」など、一緒に音楽を作りたいと思う相手を一緒に作り上げた楽曲が詰まった、ジャンル無用、ルール無用の一枚になった。
そんな新作リリースでタッグを組んだSKY-HIと山中拓也(THE ORAL CIGARETTES)によるスペシャル対談番組「SKY-HI×山中拓也(THE ORAL CIGARETTES)SPECIAL TALK」が10月16日(土)にスペースシャワーTVで放送される。ラッパーとしてさまざまな思いや考えをリリックに綴ってきたSKY-HI。THE ORAL CIGARETTESのボーカル&ギターであり、楽曲の作詞・作曲を手掛けている山中。歌詞や言葉に関するスペシャリストの2人によるトークは必見だ。
文=田中隆信
放送情報
SKY-HI×山中拓也(THE ORAL CIGARETTES) SPECIAL TALK
放送日時:2021年10月16日(土)21:30~
チャンネル:音楽・ライブ! スペースシャワーTV
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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