――現場のムードメーカーはどなたでしたか?
「僕だったと思います。劇中ではハンスがムードメーカーだったように、現場ではいつも僕がムードメーカーになろうと努力しました。現場に一番長くいるのが僕ですから、いつも僕がニコニコして疲れた姿を見せないだけでも、ムードメーカーになれると思うんです。先輩たちを見てそう学びました」
――今回は、朝鮮時代の弁護士(外知部)という新しい題材のドラマの役でしたが、台詞も多く、難しい言葉などもあったと思います。撮影前に何か準備したことはありますか?
「撮影前も、撮影が始まってからも、いつも台本を持ち歩いていました。休み時間にはいつも台本を読んでいましたね。そうしないと覚えられないほどのセリフの量だったんです。1人で長いセリフを言う場面がとても多かったので、何度も繰り返し練習しました」
――ハンスが高い位置で逆さに吊られるシーンがとても大変そうでした。撮影時の様子を教えてください。
「(あのシーンは)本当に吊されて撮影したんです。台本を読んだ時は面白そうだと喜んでいたんですが、実際に撮影するとここまでするのかと思いました(笑)。もう吊されるのはごめんだと思うほど大変でした。他にも、体力的には水の中に落ちるシーンなどは苦労しましたが、裁判のシーンなど長いセリフは撮影中で最も大変だったと思います」
――今作がご自身に残したものとは?
「一緒に作品を作った人たちです。共演した仲間たちや先輩俳優の皆さん、監督やスタッフたちが互いに尊重し合いながら作り上げた作品でした。そして『朝鮮弁護士(原題)』のファンの皆さんです。それだけでもたくさんのものが残ったと思います。自分にとってとても思い出に残る作品で、最初から最後まで本当に良かった作品です」
文=HOMINIS編集部
放送情報
「朝鮮弁護士」インタビューSP
放送日時:2023年8月8日(火)22:00~、8月11日(金)1:30~
朝鮮弁護士(原題)
放送日時:2023年8月19日(土)20:00~
※毎週(土)20:00~(2話連続放送)
チャンネル:スカチャン1(KNTV801)、KNTV
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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