■美味しいものを食べている人は多幸感に溢れている
食べ物の美味しい季節がやってきました。さつまいも、かぼちゃ、栗、柿、サンマ、秋鮭に銀杏......秋の食材ってどうしてこんなに魅力的なものばかりなんだろう。急にぐっと冷え込んで気温は秋を飛び越えていってしまったような気もするけれど、まあ慌てないで。この先だってクリスマスにお正月、バレンタインと美味しいものを食べるためのイベントが目白押し。つまり、寒い季節は食べることこそが一番の幸せということだ!美味しいものは幸せを運んできてくれる。美味しいものを食べている時の人の顔って、いつまでも見ていられるくらい多幸感に溢れている。だから急な寒暖差にやられてちょっと参っちゃっている人にこそオススメしたいのが「グルメ映画」。思わず笑みがこぼれるようなグルメがたくさん登場する映画を観ていたら、きっと心がほかほかしてきて、何か美味しいものを食べたいと動き出したくなること間違いなし!なのだから。
(C)2009「南極料理人」製作委員会
寂しかったり、苦しかったり、人は時に追い詰められてもう嫌だとすべてを放り投げてしまいたくなることもあるけれど、そんな極限の状況でも人の心を励まし、癒してくれるのは「食」なのだとしみじみ染みてくるのが「南極料理人」(2009年)だ。
原作は海上保安官として南極観測隊員の料理人を務めた西村淳のエッセイ「面白南極料理人」。南極の中でもほかの観測基地から遠く離れた陸の孤島、ペンギンやアザラシはおろか、ウイルスさえもいない「南極ドームふじ基地」には8人の観測隊員が暮らしている。観測隊員の一人である西村の仕事は毎日、隊員の食事を作ること。約一年半、遠く離れた日本に家族を残し、隊員たちは家族と会えない寂しさやプライバシーの欠片もない共同トイレ、節水のルールに悪戦苦闘しながらも次第に絆を深めていく。西村役は堺雅人、そのほかの観測隊員に生瀬勝久やきたろう、高良健吾に豊原功補といったバラエティ豊かな俳優陣が名を連ね、個性豊かな観測隊員たちのほのぼのとした南極での日常が描かれる。









