日本デビュー間近のBOYNEXTDOORの欧米人気を実感！リーダーのジェヒョンらによる抜群の「表情管理」も...

一方、「KOREA ON STAGE IN LONDON」最大の見せ場としてコンサートの終盤に登場したのが、特に欧米人気が高く、グローバルな活躍ぶりを見せる8人組ボーイズグループ・ATEEZ(エイティーズ)だ。

デビュー5周年を迎えた直後(2023年11月当時)の出演となった、8人のメンバーの覇気を感じるスターオーラは別格。「Pirate King」から幕を開けたライブは1人1人のプロフェッショナルな歌とダンスがシビれるほど格好良く、目が釘付けに。ミステリアスなサウンドで観客をディープな世界へ誘う「Say My Name」も含め、彼らのパフォーマンスが"憑依型"と称される理由がよく分かるに違いない。

会場に壮大な一体感をもたらした大合唱でヒートアップした「BOUNCY (K-HOT CHILLI PEPPERS)」、中毒性のあるサビとパワフルなシンクロダンスで圧倒する「Guerrilla」まで、熱量のこもった唯一無二のステージングで他を圧倒。単独公演より曲数は少ないものの見た人を確実に虜にする"本物"のパフォーマンスを繰り広げた。

8人の多彩な歌声と表現力、そして"万能キャプテン"ことリーダーのHONGJOONG(ホンジュン)の強烈なカリスマ性にもぜひ注目してほしい。

音楽の聖地・ロンドンにて韓国番組史上初の開催となったK-POPコンサート「KOREA ON STAGE IN LONDON」。他にも、6人組ガールズグループ・STAYCや、"自作ドル"という側面を持つ実力派の多国籍グループ・P1Harmony、JYP ENTERTAINMENTからデビューした6人組バンド・Xdinary Heroesら、多彩なグループが顔を揃えており、改めてK-POPの層の厚さに驚かされること必至。ロンドンを沸かせた白熱のパフォーマンスを存分に堪能してほしい。

文＝川倉由起子

この記事の全ての画像を見る