EXOSEHUN(セフン)が愛されマンネの本領を発揮?8歳年下のチョ・ジュニョンとのブロマンスも爽やかな「私たちが愛したすべて」

「私たちが愛したすべて」
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セフンが本作で演じるコ・ユは、バスケットボールの天才で学校の人気者。制服姿はもちろんユニフォーム姿もよく似合っていて、1カットで捉えた彼の3ポイントシュートも文句なく格好いい。ジュニに話しかける時の、拗ねたように口をとがらせた少年っぽい口調も愛嬌たっぷりで、その姿はEXOの"兄"たちに可愛がられる永遠の"愛されマンネ"セフン自身にも重なる。

そんなユと、成績優秀でいつも本を読んでいるもの静かなジュニ。親友同士の日常の煌めくような美しさが、本作の大きな魅力だ。

ジュニ役のチョ・ジュニョンは配信開始時20歳。セフンとは実年齢で8歳以上の差があるのだが、制服姿でじゃれ合う2人は自然体で、青春真っ只中にいる高校生そのもの。いじわるな先輩に絡まれたジュニの前にユが「大丈夫か?」と颯爽と現れるシーンや、好きな女優の切り抜きを巡って言い合いになったり、体調が悪くて保健室のベッドで横になるジュニにユが「俺だってサボりたいんだ」とくっついたりと、何気ない1コマ1コマに覗く2人の爽やかなブロマンスが心地良い。

だが、転校生ソヨンの登場と"セルラーメモリー症候群"の発現をきっかけに、2人の関係性に変化が訪れる。

おとなしかったジュニは、いつの間にかユ顔負けの明るい性格に。一見そっけなくツンとしているソヨンは、ユとジュニの仲の良さに興味を持ち、次第に2人と打ち解けていく。美人なソヨンに胸をときめかせる一方で、"親友と同じ相手を好きになる"という初めての事態に戸惑いながらも友情を必死で守ろうとするユとジュニ。恋か、友情か...さらに、ソヨンが抱える"ある秘密"も3人の関係に影響を及ぼすように。危ういバランスの中で深まる、それぞれの恋心と三角関係から目が離せない。

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本作は、2023年の世界で精神科医として働く"コ博士"が16年前の高校時代を回想する...という形で物語が展開。コ博士は、ユなのかジュニなのか...配信時にも視聴者の間で盛り上がった考察も興味深く、最終話までぐいぐいと引き込まれてしまう。セフンがナチュラルに体現した青春の煌めきにも注目しながら、ユとジュニの心温まるブロマンスを堪能したい。

文=酒寄美智子

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放送情報【スカパー!】

私たちが愛したすべて
放送日時:2024年8月26日(月)8:30~
※毎週(月)~(金)8:30~(2話連続放送)
チャンネル:WOWOWプライム
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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