幕が開くと、そこにはロックスター風に衣装チェンジしたクァク・ドンヨンの姿が。ギターを携えた彼は福山雅治の「HELLO」を熱く歌い上げ、ギターソロも披露する。ギターを弾くのは3年ぶりという彼はMCからの要望に応えて即興演奏もこなし、「これまでお見せしたことのない姿を見せたかった」と今回のステージに込めた情熱を覗かせた。
公演も終盤に近づくと、ステージが暗転。すると事前にファンから募集したメッセージ映像が流れ、客席の全員がスローガンを掲げて「ドンヨン、サランヘ!」と叫ぶサプライズイベントが。ファンからの愛にクァク・ドンヨンは大きな瞳を潤ませ、「僕は自分の好きなことをやっているだけなのに、こうして応援いただき、気遣ってくださって、本当にありがとうございます。これからも頑張ります」と号泣しながら率直な思いを語った。
ファンとの温かな交流に満ちた時間を過ごした彼は「皆さんからの良いエネルギーや応援にとても感謝していますし、これからも皆さんに(好きなところとして)言っていただいた大きな目、大きな口、そして演技を守って、長く活躍していきたいと思います。本当にありがとうございました!」と挨拶。ラストにback numberの「水平線」を情感たっぷりに歌い上げ、日本ファンとの久しぶりの再会に幕を下ろした。
取材・文=元永真
公演情報
「Kwak Dong Yeon Japan Fanmeeting 2024 <HEARTS>」
クァク・ドンヨン ジャパンオフィシャルファンクラブ
https://kwakdongyeon.jp/