レオナルド・ディカプリオ、生誕50年!美少年スターからアカデミー賞受賞の演技派俳優に登り詰めるまでを映画作品でプレーバック

『ボーイズ・ライフ』
『ボーイズ・ライフ』

観る者を引き付ける目力と笑顔、スラリとした体格。正統派ハリウッドスターのルックスに加え、高い演技力で映画ファンを魅了しているレオナルド・ディカプリオ。『レヴェナント:蘇えりし者』(2015年)で念願のアカデミー賞を受賞した彼は、今年50歳を迎える。十代に入りタレント活動をはじめたその芸歴は30年以上に及ぶ。スターチャンネルでは「祝50歳!私たちの青春 レオナルド・ディカプリオ特集」と題して、ディカプリオの出演作を特集放送する。

1991年『クリッター3』で映画デビューしたディカプリオにとって、大きな転機になったのが3本目の映画『ボーイズ・ライフ』(1993年)だ。ここで演じたのはロバート・デ・ニーロ演じる封建的な中年男の義理の息子トビー。ふたりが感情あらわにぶつかるシーンも多い本作、オーディションで駆け出しのディカプリオを推したのがデ・ニーロだった。ディカプリオはどんなことにも真剣に取り組むデ・ニーロのアプローチに感銘を受け、役への取り組みだけでなく現場での過ごし方まで真似たため、時に監督から注意を受けたという。本格的な演技の勉強をしていなかったディカプリオにとって、デ・ニーロは師というべき存在なのだ。

『ギルバート・グレイプ』
『ギルバート・グレイプ』

(c)1993 DORSET SQUARE FILM PRODUCTION AND DISTRIBUTION KFT TM & Copyright (c) MCMXCIII by PARAMOUNT PICTURES CORPORATION All Rights Reserved

続く『ギルバート・グレイプ』(1993年)でディカプリオはさっそく"デ・ニーロ効果"を発揮する。この作品で演じたのは知的障がいを持つ少年アーニー。撮影にあたりディカプリオは施設で障がい者たちと一緒に過ごし、徹底した役作りをして現場に臨んだ。監督の許可を得てアドリブを取り入れながら、喜び、悲しみ、戸惑いなど感情全開でアーニーを熱演。高い評価を獲得し、19歳にしてアカデミー助演男優賞にノミネートされた。

『マイ・ルーム』
『マイ・ルーム』

(c) 1996 MIRAMAX FILM CORP.

『マイ・ルーム』(1996年)では、ダイアン・キートンとメリル・ストリープ、2人のオスカー女優と堂々と渡り合う。ディカプリオの役どころは、ストリープ演じる母との関係がこじれたあげく、自宅に放火した問題児ハンク。キートン演じる伯母との交流を通して心を開き、母との関係も修復していく。反抗的な少年がしだいに生き生きと変わりゆく様を自然体で演じ、ストリープをして「100年に1人の逸材」と言わしめた。共演シーンはなかったが、医師役でロバート・デ・ニーロも出演している。

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放送情報【スカパー!】

ボーイズ・ライフ
放送日時: 11月10日(日)12:45~

ギルバート・グレイプ

放送日時: 11月10日(日)14:50~

マイ・ルーム
放送日時: 11月10日(日)17:00~

ザ・ビーチ
放送日時: 11月10日(日)18:45~
タイタニック(1997)
放送日時: 11月10日(日)21:00~
レヴェナント:蘇えりし者[R15+]
放送日時: 11月11日(月)20:15~
放送チャンネル: スターチャンネル
※放送スケジュールは変更になる場合がございます

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