チャウヌやキム・ヨンデら若手も躍進！韓国地上波3局MBC・KBS・SBSの「2024年演技大賞」の選出作品に見る、今年の韓流ドラマの特徴は？

ビョン・ウソクのブレイク、OST「Sudden Shower」のBillboard チャートインまで成し遂げた「ソンジェ背負って走れ」をはじめ、「涙の女王」や「となりのMr.パーフェクト」など2024年も多様なプラットホームで世界的なムーブメントが巻き起こった韓国ドラマ界。日韓合作もトレンド化し、国境や放送・配信の垣根も超えた"ボーダーレス"なヒットドラマが多数誕生している。

変化が求められているという点では、MBC、KBS、SBSといった歴史ある地上波3局も同様だ。先陣を切って12月21日に行われたSBSをはじめ、毎年、年の瀬に開催される恒例の「演技大賞」で注目を集める顔ぶれは？筆者の独断による受賞予想も交え、地上波ドラマのトレンドを振り返ってみたい。

■2024 MBC演技大賞

2023年はナムグン・ミン主演の時代劇「恋人」が計8冠と圧勝し、最優秀演技賞に輝いたイ・セヨン(「烈女パク氏契約結婚伝」)らの存在感が光ったMBCは、今年も実力派が活躍。

近年の代表作「浪漫ドクター キム・サブ」シリーズの名優ハン・ソッキュが、約30年ぶりにMBCドラマに復帰したことでも期待を集める「こんなに親密な裏切り者(原題)」を筆頭に、「白雪姫には死を～BLACK OUT」での制服姿も注目を集めたピョン・ヨハン、今回初MCも務めたチェ・スビンとのカップリングが話題を呼んだ「その電話が鳴るとき」のユ・ヨンソクといった面々だ。

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