TOMORROW X TOGETHER、aespaら、ワールドクラスの迫力に鳴り止まない大歓声...K-POPのファンダムを実感させる「2025 Show! 音楽中心 in JAPAN」DAY2
韓流・海外スター

残るアーティストは2組。せり上がるメインステージからaespaがクールに登場するやいなや大歓声が沸き起こる。その佇まいだけで期待感が煽られる4人は、まさに今のガールズグループを代表するカリスマだ。
今年6月に韓国でリリースしたばかりの「Dirty Work」から始まったステージは、バックダンサーを従えたどこかダークなステージに引き込まれる。1曲目で完全にオーディエンスを虜にすると、次は一転、メンバーがゆるふわな口調で「みんな一緒に叫べ~」と可愛らしく呼びかける。コール&レスポンスを何度か繰り返し、会場の熱気が高まると、ガーリーな雰囲気漂う「Sun and Moon」へ。彼女たちの歌声がクロスオーバーする迫力のステージで魅了した。

その後は、"鉄の味(メタルテイスト)"と例えられるaespa特有のヒット曲「Supernova」と「Whiplash」で大盛り上がり。「Whiplash」ではGISELLE(ジゼル)の振り付けが大バズりした"スーパージゼルタイム"に大熱狂、鳥肌級のパフォーマンスでドームを揺らした。

この日一番の歓声が上がったのは、2日間の大トリを飾ったTOMORROW X TOGETHER。
オープニングは、今年5月に世界同時公開されたデジタルシングル「Love Language」。キレのある躍動的なダンスを見せると、ガラッと雰囲気を変えて「Danger」を艶やかに。冒頭の2曲だけでも伝わる圧倒的な楽曲の緩急とハイレベルなパフォーマンスに息を飲む。
高いボルテージをキープしたまま、HUENINGKAI(ヒュンニカイ)が作詞に参加した日本オリジナル曲「きっとずっと(Kitto Zutto)」を、心を込めて歌い、会場は一斉にペンライトが揺れる。歌い終えるとSOOBIN(スビン)の提案をきっかけに、ドームに大きなウェーブが巻き起こる場面も...。最後の曲「Deja vu」はイントロからこの日一番とも言える歓声が起こり、エモーショナルな雰囲気の中、最高潮のフィナーレを迎えた。

DAY1と同様、DAY2もMCを務めたMINHO(SHINee)、KIM GYU VIN(ZEROBASEONE)、A-NA(Hearts2Hearts)と共に、全員がステージに再集結して大団円のフィナーレに。今年で放送20周年を迎える人気音楽番組「Show! Music Core」発のライブイベントならではの盛大なムードで2日間の幕は閉じた。
文=川倉由起子
放送情報【スカパー!】
2025 Show! 音楽中心 in JAPAN
ダイジェスト版
放送日時:2025年8月24日(日)2:00~
完全版
放送日時:2025年9月21日(日)2:00~
チャンネル:スカチャン1、スカチャン5
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