――日本の食や日本の人々については、どのようなイメージを持たれていましたか?
「日本の食べ物は、繊細でシンプルでありながら量は多くないという印象を持っていました。日本各地を旅する中でさまざまなことを感じましたが、特に日本の方々はとても親切で、配慮が深いと感じました。
韓国で1人で行動する際には、少し気を遣う場面もありますが、日本では撮影中にこちらから声をかけても気軽に応じてくださり、撮影後にスタッフの方々から"あのドラマを見て知っていると話されていた"と聞いて、改めて"本当に親切で思いやりのある方々だな"と実感しました。
また、今回の旅で感じたのは、日本の人には『配慮』が基本マナーとしてあるので、すぐに近くに寄って来ないという感じがありました。それが僕との相性が合うんじゃないかなと思いました」
――実際に日本を旅して韓国と似ている部分・異なる部分などはありましたか?
「もちろん国が違うので、傾向などが違うのは当たり前だとは思います。食べ物自体も違うものがいっぱいあると思うんですけど、それは違って当たり前だと僕は思います。日本で感じる食のマナーも、いろいろな違うことはたくさんあると思います。おやつやデザートに関して言えば、韓国は味が強いものが多いですが、日本のデザートは味のバランスが良く、僕の好みに合っていると感じました」
――ロケでたくさんのところを回ったと思いますが、今一番頭に浮かぶ「味」って何ですか?
「今回の旅の中ですべての食事が美味しかったですが、中でもロケの中で釣りを体験したときに、ひとつの家族との出会いがあり、その家族が焼いてくださった焼き魚の味が忘れられないです」
――日本での人との距離感が心地よかったという話もありましたが、その理由のひとつでしょうか?
「釣りのエピソードは、ひとつのポイントになったと思います。親切でやはり配慮がすごいなと思いました。改めてこの場をお借りして、ご家族の皆さまに感謝の気持ちをお伝えしたいと思います」
――魚はもともとお好きだったんですか?
「子供の時から好きでした。特にサバが好きです」
――韓国で魚を食べるときは、焼いたり、煮つけたりなど、どういう調理法のものを食べますか?
「子供の時は母が焼いてくれたんですけど、最近は出前をとっているので...(笑)」
