続編となる「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月」(2004年)も、変わらぬ面白さでファンの期待を裏切らない。ゼルウィガーは16kgも増量し、再びあのブリジットとして帰ってきた。前作で恋を実らせた彼女が、新たな悩みに奮闘する様子が描かれる。

晴れて恋人となったマークとの関係性の維持や結婚について思い悩み、浮気疑惑に心が揺れ動く。スカイダイビングやスキーにも挑戦し、仕事で訪れたタイでは騒動に巻き込まれてしまう。セクシーな色男ダニエルも再登場し、さらに物語を盛り上げた。

その12年後には、第3作となる「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」(2016年)も作られた。アラフォーとなったヒロインに訪れる新たな恋の行方がコミカルに描かれる。

様々な人生経験を重ねて43歳になった彼女は、なぜかまた1人で誕生日を迎えている。かつて恋人だったダニエルは飛行機事故でこの世を去り、マークは他の女性と結婚していた。ニュース番組の敏腕プロデューサーとなって成功を収めているものの、恋人がいないことに寂しさを感じていたブリジット。

そんな彼女の新たな相手役で、ドラマ「グレイズ・アナトミー」シリーズで知られるパトリック・デンプシーが初参加する。元恋人マークとの新たな関係性、またしても2人の男性の間で揺れ動くヒロインの恋の行方にも注目したい。