演技派チソン、リアルな"夫婦の愛のカタチ"に共感必至

日本では2004年に初放送された「オールイン 運命の愛」で、イ・ビョンホンの恋敵を演じ、一気にブレイクした人気俳優チソン。2005年から2年間の兵役期間を経て復帰した後も、順調にキャリアを重ね、今では"演技派"として確固たる地位を築いている。

これまでの出演作を振り返ってみても、大企業の御曹司や敏腕検事といった、その凛々しいルックスにぴったりハマるエリート役が多い印象のチソンだが、11月よりMnetにて日本初放送される最新ドラマ「知ってるワイフ(原題)」では、思わず共感せずにはいられない悩める男に...!?

「知ってるワイフ(原題)」

(C) STUDIO DRAGON CORPORATION

誰でも「あの時の選択は本当に正しかったのか?」「もしあの時、あの人を選んでいれば...」と過去を振り返った経験があるはず。「知ってるワイフ(原題)」は、そうした大人にとって身近な"人生の選択"をテーマにしたファンタジックなラブストーリーだ。

チソン扮する主人公・ジュヒョクにとっては、結婚の選択がまさにそれ。結婚5年目を迎えた今では、家のローンや2人の子どもの養育費に追われ、中間管理職のような仕事場のストレスも溜まるいっぽう...。余裕のない生活から小さなことでガミガミと怒鳴り散らす妻への愛も冷めきっており、離婚が頭をよぎることも。そんなある日、大学生時代の後輩で初恋の相手と再会し、妻と出会ったことを改めて後悔していると、ひょんなことから過去に逆戻り!やがて、たった1つの"ある選択"によって変わってしまった"現在"と向き合っていく...というストーリーだ。

「知ってるワイフ(原題)」

(C) STUDIO DRAGON CORPORATION

あらすじだけ見ると、現実味のないタイムスリップもの?と思うかもしれないが、韓国では共感型ドラマとして大きな反響を巻き起こした本作。その要因の1つといえるのが、チソンのリアルな演技だろう。

その圧倒的な演技力を裏付けるという意味では、2015年のドラマ「キルミー・ヒールミー」で見せた、7つもの異なる人格を所有する御曹司ドヒョン役での豹変ぶりが挙げられる。それも主人格は、穏やかな好青年でありながら、自由奔放な女子高生から自殺願望のある男子高生、酒好きの中年男性といった"7人のキャラクター"を、目つきや声色、仕草によって完璧に演じ分けたチソン。ラブコメというエンタメ路線でありながら、2015年のMBC演技大賞では12冠を獲得するなど、名実ともに代表作となった1本だ。

その後、2017年のドラマ「被告人」では一転して、妻と娘を殺した濡れ衣を着せられ、死刑判決を受けた検事役というシリアスなサスペンスに出演。かつては敏腕検事として名をはせた知的な風貌と、ジリジリと追い詰められる焦燥感をまとった佇まいは圧巻!韓国では視聴率首位を独走し、2017年度のSBS演技大賞に輝いた大ヒットドラマで、こちらもチソンの実力を知らしめた作品といえる。

「知ってるワイフ(原題)」

(C) STUDIO DRAGON CORPORATION

「知ってるワイフ(原題)」のジュヒョク役は、前述した2作品とは打って変わり、これまでチソンが得意としてきたような役とは真逆のごく平凡な男性。ゆえに、その真価が問われるキャラクターともいえるだろう。

また、第2子妊娠を発表した女優イ・ボヨンとの"おしどり夫婦ぶり"は有名で、そのプライベートとは正反対のキャラクターを演じる...という話題性も注目の的といえるのかも...?何はともあれ、チソンの説得力抜群の演技力に注目しつつ、結婚生活のリアルなお悩みを味わってみてはいかがだろうか。

文=ホミニス編集部

この記事の全ての画像を見る

放送情報

知ってるワイフ(原題) 第1話先行放送
放送日時:11月4日(日)19:00~
※レギュラー放送は11月19日(月)より毎週(月)(火)22:00~
チャンネル:Mnet

※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

詳しくはこちら

キャンペーンバナー

関連記事

関連記事

記事の画像

記事に関するワード

関連人物