ソ・ジソブがままごと遊び!?2年半ぶりの復帰作で"演じたことがない"役に挑戦

シャープな顔立ちとどこか陰のある表情、キャラクターになりきる完璧な役づくりで知られる俳優ソ・ジソブ。数々の演技賞に輝いた代表作「ごめん、愛してる」や映画『映画は映画だ』など、寡黙に演技力で勝負する彼の姿は、いつ見直しても色褪せることがない輝きを放っている。

近年は映画への出演や歌手としての音楽活動に取り組んでいたが、12月21日(金)から日本初放送される「私の後ろにテリウス(原題)」で約2年半ぶりにドラマに帰ってきた。演じるのは、ひょんなことから双子の子守に奮闘することになったスゴ腕スパイという、これまでに演じたことがないタイプのキャラクターだ。

「私の後ろにテリウス(原題)」

(C)2018MBC

NIS(国家情報院)の元特殊任務要員だったキム・ボン(ソ・ジソブ)は、3年前のある作戦に失敗し、恋人を亡くした過去を持つ男。その真相を追うために身を隠しながら、コ・エリン(チョン・インソン)の一家を見守り、潜入調査として子どもたちのベビーシッターを買って出る。NISから二重スパイの疑いで追われるなか、陰謀を暴くために奮闘するというストーリー。

元敏腕スパイという役を演じるにあたって、ジソブは「参考にしたものというのは特にありません。そういうのを見ると頭に残ってしまって影響されてしまうので、あまり見ないようにしています」と、過去の作品からイメージを膨らませるアプローチはしなかったそう。

むしろ"育児"にまつわる演技のほうが挑戦だったようで、「"システマ"というロシアの武術の練習は少ししましたが、それよりも子どもたちと一緒のシーンの方が気を遣いました(笑)」とコメントしているほど。確かに、無表情で淡々とミッションをこなしてきたボンが、幼児を相手にままごとするシーンなどは、微笑ましい...を通り越して爆笑させられる!

「私の後ろにテリウス(原題)」の制作発表会に登壇したソ・ジソブ(写真右)

写真提供:KNTV

「私の後ろにテリウス(原題)」は一見シリアスなサスペンスのようだが、スパイアクションでもあり、ラブストーリーでもあり、コメディでもあり...という内容。ジソブもこのドラマの魅力について「『私の後ろにテリウス』は複合ジャンルの作品で、アクション、スパイ、コメディ、ロマンスなどの要素が混ざっています。ひとつのドラマの中で様々なジャンルを見ることができるので、それが一番の魅力ではないでしょうか」と紹介している。

「私の後ろにテリウス(原題)」

(C)2018MBC

ジソブも太鼓判を押す脚本のクオリティの高さ、韓国ドラマ史上初のポーランドロケで撮影されたスケールの大きな映像など、ほかにも見どころは多数だが、ギャップが光るジソブの育児シーンは見逃せない。久々のドラマ復帰、そして新境地の開拓で「やっぱりソ・ジソブという俳優はただ者ではない!」と感じさせてくれるはずだ。

文=ホミニス編集部

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放送情報

私の後ろにテリウス(原題)
放送日時:2018年12月21日(金)20:50~
※毎週(金)20:50~2話連続放送
チャンネル:KNTV
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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